国道116号沿い、岩室の「一品香」です。燕の一品香の支店的な視点? 暖簾分けな訳? だったと思います。
燕の一品香は「背脂ラーメンのメッカにおける非背脂ラーメン」という稀有なお店ですが、こちら岩室の一品香の特徴は営業時間。
「朝ラー=朝からラーメン可能」ということで、最近、ジワジワと話題になっておりました(が、上の写真にもあるように、現在、朝営業は土日祝日限定になっているようですね)。
でも、今回は朝ラーでなく、ランチタイム。
朝のメニューは2種に絞ってるようですが(ラーメン600円とつけめん700円、プラス150円でライス・玉子・お新香のT.K.G.セットも有り)、お昼はもちろん色々選べます。
久しぶりの岩室店でしたので、ノーマルの「らーめん」。
大盛りなので650円也。
さらに、ランチ時無料サービスだったので、「シェフのおまかせ無料半ライス添え」もお願いしました。(そんなメニュー名ではない!)
えーっと、好きなタイプのラーメンです。
透明感のある醤油スープは、ややしょっぱさを前面に出しつつも魚介が効いており、そこに細縮れ麺がズボズボと絡んで、サッパリといただけます。
ワカメ多めで、髪にも優しい (^^)
けど、ワカメは時々、ラーメン好きの間で議論になる存在。ワカメはラーメンの具として必要か否か、という「ワカメ問題」です。
私は、「ワカメ擁護派」もしくは「ワカメ穏健派」の立場。
単に色合いとして緑が欲しいとか、野菜より供給が安定してるからとか、「入ってちゃいけまへん?何も考えてませんけど」的なワカメの入れ方には、確かに「異議あり!」
ですが、ワカメが合うラーメンならば、もちろんウェルカム。そして、岩室一品香のらーめんは、まさにワカメが合うタイプ。
そういうラーメンは、ワカメが入ることにより一気に浜茶屋のラーメンふうになる。つまり、潮風を感じられる一杯になる。ような気がします。
・・・あ! 新潟県外の方には「浜茶屋」はピンと来ないんですよね。「海の家」のことです。新潟では「はまぢゃや」と呼ぶのです。
冷えた身体を温めてくれ、汗をかいた身体に塩分やミネラルを補給してくれる、海で泳いだ後にはもってこいのメニュー。それが「浜茶屋のラーメン」。ラーメンのジャンルとして、「浜茶屋のラーメン」というのがあって良い、とも思うのです。
以上、ワカメ擁護派による青年の主張でした。・・・いえ、中年の主張でした。異論反論オブジェクション、多々あろうかとは存じますが、まずはご清聴の程、ありがとうございました (^^ゞ
結局、ワカメが嫌いな人には何を言ってもワカんメぇ~、ということで・・・。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:新潟市西蒲区津雲田640(一品香岩室店)