2017年1月のこと。
「こりゃー美味いぜよ!」と思ったのが、このアイス。
その名も「明治エッセル スーパーカップ Sweet’s 苺ショートケーキ」。長い。
なぜこんなに長いのかといいますと、
- 「明治エッセル」は、元々の商品名
- 大盛り化して「スーパーカップ」が付いた
- スイーツらしさに特化した高級バージョンが「Sweet’s」
- 具体的には「苺ショートケーキ」味
ということみたいです。寿限無感。
フタをあけたら‥‥、
真っ赤♪
バケラッタ! もとい、スプラッター! これがほんとの「紅のフタ」! •́ε•̀٥
これはイチゴのソースで、蓋にも書いてありますが「いちご果肉19%」。
明治の商品情報ページから引用しますと、
カスタード風味のアイスとホイップクリーム風のアイスの間には、クッキーをはさみこみ、さらに天面を苺の果肉が入ったソースで覆うことで、ひとさじで苺ショートケーキの味わいが楽しめます
なのです。実際、「苺ショートケーキ」の名に恥じない美味しさでした。
ところで、現在では「スーパカップといえばアイスかラーメン」という感じですが、エッセルがスーパーカップになったのは1994年のことだそう(ちなみにエースコックのは1988年発売だとか)。
こちらの記事によりますと、
「明治 エッセルスーパーカップ」が売れている、控え目な理由 (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン
100円で150mlサイズが主流だった時代に、同じ価格で200mlと大増量されて、そのボリュームが人気に火をつけたのだそうです。
‥‥ええ? 火をつけたら溶けちゃうぅぅぅ(笑)
ライバル商品より33%も増量しつつ同じ価格で販売する、ってなかなかスゴいですが、その秘密は「ラクトアイス」。
一般社団法人日本アイスクリーム協会のサイトによりますと、いわゆる「アイス」には4種類あって、乳成分が多い順に、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓、となるのだそうです。
乳成分が多いほど味わいは濃厚ですが、価格も高くなってしまいます。なので、エッセルスーパーカップはあえてラクトアイスにすることでコストを抑え、その分をボリュームアップに回したのですね。
量が多いのに飽きずに食べられるのもラクトアイスだからで、植物性脂肪を使ってるからアイスクリームよりあっさりしてて、胃にも楽。これがほんとの「楽とアイス」。‥‥とか?
(出たぁー! ダジャレを言いたいがための長い前フリ!!)
発売から四半世紀になろうかというエッセルスーパーカップ。安定感と引き換えのマンネリ化が心配になりますが、今回の苺ショートケーキ、かなーーーり攻めてますし、美味しかったです。
でも、田舎の素朴な娘が上京して都会の絵の具に染まってしまった感も、あり。
染まらないで帰って 染まらないで帰って
繰り返すところに、グッときます。(‥‥その歌で染まるのは男のほうや!)
なお、この苺ショートケーキ、現時点では販売休止中だそう。好評すぎて供給が追いつかなくなるという、最近ありがちなパターンですが、残念。
ごちそうさまでした。。。。
追記:2017年10月16日から販売が再開されたそうです(プレスリリース)。