来来亭を記事するのは今回で7回目です。恐るべし、京都ラーメンの刺客。すっかり骨抜きにされていますね。前回の記事はコチラ、過去記事はタグの店名リンクからご覧ください。
個人的な定番はこってりラーメンですが、今回は「あっさり」です。
写真のメモ書きには「あっさり」とあったのですが、背脂はしっかり浮いてます。全然あっさりじゃないし、と思いつつ、以前食べたこってりの写真と見比べますと‥‥
なるほど、二つを分ける線がぼんやりと見えてきました。
かたや、あっさりラーメンのスープは白濁しておらず醤油色。こなた、こってりラーメンのスープは白濁して背脂と同化した感じ。
つまり、背脂の有無は関係なくて、スープがブラウニーならあっさり、ホワイティーならこってり。来来亭のあっさりとこってり、境界線上のホライゾンはスープにあり。
はい! 黒板、ノートにとって! ここ試験に出まーす! (^^)/
ランチ時は、ライスか麺大盛りのいずれかが無料になりますが、来来亭における最大のトラップは、無料ライスの大・中・小を選択可能なこと。
正直に申しますと、この日もまんまと引っかかり、「大」に。ご飯だけにマンマと、マンマ・ミーア♪
「来来亭の低加水極細ストレート麺は、実はライスと一緒に食べることを前提にしている」という説をとなえておられる方もいるようです。卓上の梅干しでもごはんがススムくんです。
ネギ多めの無料サービスもありがたい。「背脂は九条ネギを引き立てるために必要だった」って話もあります。背脂と九条ネギ、確かに相性のいい組み合わせですね。
燕では背脂+タマネギとなるわけですが、新潟五大ラーメンシリーズ「燕背脂ラーメンの巻」で、燕と京都のまさかの関係も浮上してきました。そう思っていただくと、そこはかとなく生まれる京都ラーメンへの心筋勘。いや違った、親近感。
そしてやはり、最終的には自分はこってりのほうが好きなのかもなぁ~、と思いつつ‥‥。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:三条市荒町2丁目448-3(来来亭)
追記:2020年3月29日をもって営業を終了し、新潟松崎店へ統合されました。残念です。