分水のレストハウス華苑(かえん)は、大河津分水の近く。
新潟県外の方のためにちょっと解説しますと、大河津分水は信濃川に二つある分水路の一つです(もう一つは関屋分水)。
完成の大きなきっかけになったのが「横田切れ」で、ちょうど120年前・1896年(明治29年)に発生した信濃川の大規模堤防決壊でした。甚大な被害を出した横田切れをきっかけに、中断していた分水路の工事が再開したのだそうです。
本川側にある堰が「洗堰(あらいぜき)」で、分水路(新信濃川)側にある堰が「可動堰(かどうせき)」。水位が高まったときは洗堰を閉じて可動堰を開き、越後平野に入る前に日本海へ流します。くわしくはこちら → すぐわかる大河津分水とは
で、その可動堰。2011年に新しいのが完成したのですが、その新可動堰が妙にカッコイイ。ダグラムっぽいのです。
よかったら見比べてみてください。ダグラムの左肩(リニアカノン)にご注目。
あら、話が脱線。‥‥いえ、話が分水路のほうへ流れちゃいました? (^^ゞ
華苑には、ミニラーメンが付くお得なランチセットが数種類あります。本日は、その中から「酢鶏ライス」のセットをチョイッス。
酢「豚」でなく、酢「鶏」ッス。
それを、ご飯の上に乗っけちゃう感じ。酢鶏オンザライス。
おお、酸っぱい! (そらそうよ)
タマネギ・ニンジン・ピーマンは、かための食感、色味もいい感じ。野菜+鶏肉+酢なので、スブタよりヘルシーなのかも。
と、「ヘルシー」という単語が最も似合わない男が申しております。ヘルシー、腹減るシー (^^ゞ
いえ、ミニラーメンが付いてくるのでボリュームも満足。写真がボケボケですんません。
いい意味で「普通の中華レストラン」、それが華苑。‥‥とか言っておきながら、個人的な華苑のイチオシは洋食の「かつめし」だったり(笑)。
デミグラスソースのかかった、長岡名物の洋風カツ丼スタイルで、とても旨し。中華屋さんなのに? しかも長岡じゃないのに? JAROに言うじゃろ!
いえ、ネーミングからすると長岡じゃなくて、兵庫県加古川名物のかつめしなのかもですね。もしかして。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:燕市五千石荒川1-31