出雲崎といえば、ジェロさんの「海雪」。
そしてこちら、「食堂 浜かつ」です。
なんと言っても、ジェロさんも食べたという「カツ丼」が有名。
ラーメンも浜茶屋っぽくて良いのですが(新潟では海の家を浜茶屋と呼びます)、やはりここはカツ丼でしょう! 750円、大盛りは50円増し。
国道402号沿いに看板が出てますが、お店の入口は一つ山側の通りのほうです。大抵の場合、入っても店員さんはいないので、オーダーは自分で奥の厨房に出向いて告げましょう。
注文したら、セルフサービスの温かい緑茶などを淹れて、しばし待ちます。その間、なかなかの放置プレイ(笑)。
でも、この「放っとかれる」感じ、慣れると悪くないですよ (^^ゞ
味噌汁・漬物・小鉢付き。名前はカツ丼ですが、見た目は「カツ重」で、まあるい器がとてもシック。
蓋を開けますと‥‥
「自分、腹筋割れてまッス! シックスパックっス!」
半熟卵でとじられたカツが美しい、アスリートなカツ丼です。まー、正確には6パックでなくて、カツは7切れなんですけどね (^_^;)
そういえば、「俺のカツ丼ランキング第1位は見附のカフェテリア志賀である」と堂々宣言したばかりですが、浜かつのカツ丼はベストスリーにランクインしておりません。
皆さん「浜かつをお忘れでは?」と突っ込みたくなるでしょうが、どうか思い出していただきたい。あの記事では「蕎麦屋のカツ丼は別部門」と提示していることを。
そうです、浜かつのカツ丼は、私の中では蕎麦屋系なのです!(抜け目ない!)
「でもさ、浜かつは蕎麦やってないよ。うどんしかないし、それも冬だけ。ほら!」
ばれたか(笑)。
でもまー、浜かつのカツ丼はカツ重っぽいし、お出汁も効いてるし、ここはひとつ「蕎麦屋のカツ丼部門ノミネート作品」ということで。おねげーしますだ、お代官様~!
ちなみに、江戸時代の出雲崎には七万石の代官所があったんだそうですよ。
出雲崎は佐渡ヶ島と同じく「天領」、つまり幕府の直轄地で、北前船の寄港地・佐渡ヶ島からの金銀荷揚げの地として栄えました。代官所には越後の有力な三大名(高田藩、長岡藩、新発田藩)の力を抑える役目もあったようです。
現在の出雲崎は、三島郡(さんとうぐん)出雲崎町。
同じく三島郡の三島町(みしままち)は平成の大合併で長岡市に編入されましたが、出雲崎町は合併しませんでした。もしかすると、天領としての誇りを守ったのかもしれません。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三島郡出雲崎町羽黒町100-1 (浜勝)
正にアスリートなカツ丼ですね~♪
丸い器もストイック&夢が盛り盛りな位置に並べたカツとのコントラストも素敵☆(´∇`)
カツ丼五輪があるなら、ダントツの金メダルですね。
出雲崎と言えば、良寛さんとジェロ、、、出雲崎は合併しなくてよかったです。できれば、岩室村も新潟市と合併して欲しくなかったです。やっぱり、浜かつのカツ丼が1番美味しそう!
2年ぐらい前にケンミンショーで、萬代橋でサラリーマンにインタビューをしていたのですが、「新潟でカツ丼と言えばタレカツ丼!卵とじカツ丼より絶対美味しい!」って言っていました。浜松には、タレカツ丼はなく19歳の時初めてタレカツ丼を食べた時にはすごい違和感を感じました。浜松には、タレカツ丼はなく、カツ丼と言えば卵とじカツ丼です。絶対、卵とじカツ丼のほうが美味しいと思うのですがユキヒロックさんはどちらが好きですか??
また、最後の晩餐で卵とじカツ丼を食べるとしたらどの店のカツ丼を食べますか??
コメントありがとうございます。浜かつは、ビジュアル的にもマッチョでカッコいいですよね。
タレカツ丼は、新潟県というより新潟市の名物って気がします。
私は絶対卵とじカツ丼派だったのですが、近年、タレカツ丼も良いなぁ~と揺れてきてます。
ただ、選択肢が多い方が楽しいので、どちらもあって新潟は良いなぁ~と思います。
卵とじカツ丼については、「大盛り研究所」で熱く語ったことがありました。