三条まつりの話、パート2。昨日のチョコバナナの続きです。
最近、二部作の記事で数を稼ごうとする邪な気持ちが見え隠れしてますね。ネタないんでしょうかね、ユキヒロック君 (^^ゞ
実はそんなことはあるんですけど(あるんかい!)、それだけでなくて、今回のネタはそれだけで単独の記事になってしまう大ネタだからなのです。
そう、新潟のお祭りの風物詩とも言える存在、「ぽっぽ焼き」です。
まず、「ぽっぽ焼きとはなんぞや?」ということですが、Wikipediaを見てみましょう。
ぽっぽ焼きとは、新潟県下越地方で見られる長細いパンのような菓子。有力な発祥元とされる新発田市を中心とする阿賀北以北では蒸気パンと呼ばれる。
薄力粉に黒砂糖と水、炭酸、ミョウバンを加え、専用の焼き器で焼き上げる。 茶褐色で細長く、やや扁平な形状をしている。もちもちとした食感と黒砂糖の素朴な風味を味わえる。
(Wikipedia「ぽっぽ焼き」より抜粋)
こう言っちゃ語弊がありますが、自分が子供の頃は、こんなのまったく興味がなかったです (^^ゞ
見た目も味も地味だし、むしろ、「お祭りのお土産としてはハズレ」くらいに思ってました。ええ、大人になってからですね。ぽっぽ焼きの魅力が分かるようになったのは‥‥。
と、ぽっぽ焼きについて、ぽつりぽつり語り出す40代後半の男性・Yさん(俺のことだけどねw)。
見た目が地味なのは確かです。しかし、その素朴な風体の、なんと魅力的なことか?
「おらぁ、人と話すんのがあんまし好きでねぇんだぁ~」と、訛りを気にするあまり口数少なく余計なことは語らない、田舎から都会に出てきたばかりの純朴な青年のような朴訥さ。♪あゝ上野駅、って感じです。
見た目同様に、味の素朴さも魅力。黒糖の甘みは甘すぎず、食感は固すぎず柔らかすぎず。
大きさも絶妙なサイズ。大き過ぎず小さ過ぎず、成人男性の人差し指くらい。にしては太い? じゃ、突き指した人差し指くらいw
お値段も1本あたり30円程度と、これまたお安い!!
そして、一番好きなのが、そのパッケージング。
白い紙袋に入れられて、さらに若竹色の紙に包まれています。子供の頃の駄菓子屋さんチックな紙袋に、昔のお肉屋さんチックな包み紙。漂う「昭和感」、とても素敵です。
お祭りの屋台では、たいてい行列ができるポッポ焼き。並ぶのも、また楽し。
さて、Wikipediaには「ぽっぽ焼きは新発田市が有力な発祥元」とありました。そう、「新潟のお祭りの風物詩」と言い切ってしまいましたが、実は、新潟県内でも下越地方を中心に親しまれる存在なのです。
ですので、県外の方はもちろん、もしかすると上越地方の皆さんにも馴染みがないのかもしれません。しかし最近、コンビニでこんなのを発見伝。
ヤマザキの「ポッポ焼き風 蒸しパン」です。これなら全県で買えるのではないでしょうか?(新潟限定かもなので県外の方には厳しそうですが)
写真だと分かりにくいけど、蒸しパンはくっついています。袋を開けて1本ずつ分けて食べたら、ぽいっちゃー、ぽい。
ですが、やはり残念ながら蒸しパンであって、ポッポ焼きではありません。食感が柔らかすぎます。
他に、フジパンのも見つけました。
「新潟名物 ポッポ焼き風 黒糖蒸しパン」。
‥‥デカっ!(笑) 「でっかくなっちゃった」けど、食感はヤマザキのと同じく蒸しパン。(だから、最初っから袋に「蒸しパン」って書いてあるじゃん!)
でも、どちらも努力は認めてあげたい。「頑張ったで賞」を贈呈したいです。
「それ風の蒸しパンでないのを食べてみたい!」「故郷の懐かしの味を確認したい!」という方は、ネット通販のほうがよいかもです。
「新潟直送計画」というところが販売していて、自社サイトから購入可能です。Yahoo!ショッピング店や、楽天市場店もあります。
ほらね、二話に分けねばならんくらいのボリュームになりましたよー。てか、大盛り研究所にすべきだったかも?
ごちそうさまでした。。。。
追記:プロユースのポッポ焼き器が販売されてるのを見つけました。お値段は聞いてビックリ、なんと60万円超!!(笑) どなたか開業してみます? (^_^;)
焦った。冒頭の写真を見てオイラのチン●コ盗撮されたかと思った。
おっと、、、どう返せば良かったかしら?(*^^*) えーっと、「えー!?そんなに大きいんですか?!」で良かったでしょうか?(笑)
おいらは久比岐平野山沿いの人間なので近所の祭りでポッポ焼きの屋台を見かけたことはありませんが,かーちゃんは直江津の人間なので,直江津の祇園祭にはポッポ焼きの屋台がたっていたそうです(蒸気パンという名前だったとか)。
先日もコンビニで見つけて三つほどかごに入れていました
直江津は「ポッポ焼き」と言うか、「蒸気パン」あったんですね。(^^)/ 新潟と言っても細長いですから地域によって違いますよね。