旧・栄町の国道8号沿い、「笹舟」の栄店。
こちらは自分の「ホーム」と言っても過言ではないお店なのですが、「新・大盛りユキヒロック」では今回が初登場(須頃店と閉店した保内店は記事にしてます)。自分でも意外‥‥。
栄店は日常的な存在すぎて写真を撮らないことがほとんどで、10回行って1回撮るかどうかという感じなので、そうなっちゃったのでしょう。観光地や神社仏閣の写真は撮っても、近所や自宅の写真はあまり撮らない、みたいな?(って半疑問文にされてもねぇ~)
というわけで「ラーメン」です。
須頃店の巻でも書きましたが、笹舟のラーメンは自分の中のモノサシ。正直に申しまして、一番好きなラーメンと言えますね、ええ。
ラーメンを食べる時は、「このお店のは笹舟のと比べてどうだろう?」ということを、意識的・無意識的に考えます。
「笹舟のラーメンは長岡の生姜醤油ラーメンと何らかの関係がある」と信じているのですが、長岡のに比べると生姜は控えめ。でも、自分が基本的に長岡生姜醤油系を好きなのは笹舟の影響だろう、と自己分析してるのです。
海苔が美味しいです。一時期、この美味しい海苔が変わってしまってショックでしたが、今はまた元に戻っていて嬉しく思ってます。
海苔マシマシな「海苔ラーメン」もあって、これを頼む方がいると「分かってんなぁ~」と思います(実は自分は頼んだことないのですが)。心から尊敬の眼差しを注ぎますです (^^ゞ
栄店には、現在、笹舟の初代マスターがおられます。もともと須頃店を開業されたのですが、そちらは娘さんとお婿さんが切り盛りしているので、栄店が実質的本店と言えないこともない?
ただし、初代が厨房に立つのはお昼時だけで、14時くらいに上がっていく感じのようです。で、その時間帯を、自分は勝手に「神回」と呼んでます。
同じ素材で作るはずなのに、初代のいる時とそうでない時には、やはり歴然とした差があるのです。体調の良し悪しとか、仕入れのブレとか、季節とか偶然性とか、作り手にも食べ手にもあるだろうとは思うのですが‥‥。
笹舟栄店では、ぜひとも神回を体験していただきたい。お昼の混み合う時間帯のみという相当険しい条件ですが、その中で出会う一杯は貴重な体験になることでしょう。
栄店には保内店の前店長さんもおられたのですが、最近は見かけません。真相は不明ですが、体調が良くない(腰を痛めた?)ような噂を耳にしてます。
初代と保内店前店長で、ひとつのカウンターを半分ずつ担当するという、コラボレーション? ダブルネーム? ‥‥いえ、仮面ライダー1号2号的な? いや、ウルトラマンとゾフィー的な?
とにかく、その光景は感動ものでした。ご復帰を心より祈念いたします。
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:三条市福島新田丁617-1
追記:大変残念ですが、笹舟栄店は2018年5月6日で閉店となりました。長い間ありがとうございました。