ピーコック。
それは、わたくしが幼少の頃から慣れ親んだ味。新潟におけるファーストフードの先駆け男塾、フードコートの先駆けクロマティ高校。
今回いただいたのは、いわゆる「ペアセット」。パンチ焼きと焼そばの組み合わせです。
‥‥が、ご覧のように、スーパー原信でのワゴン販売用にパックされたバージョン。
ほんとは、ここに「たこ焼き」が入った「三種セット」を、ピーコックのカウンターで買うのがベストなんですが、今回は時間もなく、パックのペアセットを選びました。
「ペアセットは分かったけど、パンチ焼きっちゃー、なんぞ?」
説明しよう! ピーコックのパンチ焼きとは、お好み焼きのことなのだ!(直球)
ですが、半分に折られていて、手で持ちやすい、食べやすい形になってるところがお好み焼きとの違いというか、パンチ焼きの工夫された点かと思います。昔は、単品でテイクアウトすると、三日月型の独特な紙袋(内側が銀紙になってるやつ)に入ってた記憶。
半分折りがパンチ焼きの特徴のはずなのですが、このペアセットのは折られていない‥‥。「パンチ不足」なのは否めませんね。パンチ佐藤さんも、さぞガッカリしてることでしょう(関係ないでしょー)。
パンチ焼きの具は、イカ or 豚肉。写真をご覧いただけば分かる通り、私はずっと「イカ派」でした(それは、イカったね)。イカと言ってもゲソ部分ですけどね。
え? そもそも「ピーコック」が分からない?
ピーコックは、新潟県長岡市に本社がある、いわゆる粉もん屋さんです(ピーコックの公式サイトには「焼き物専門店」とあります)。スーパーのフードコートとかに出店していて、ちょっと前は川田利明さんがテレビCMに出演してたりもしました。
自分の中では、「小麦粉+小麦粉+小麦粉」と書いて「ピーコック」と読む、ですね。最近は、冷凍食品のたこ焼きなども製造しているようですが、焼そば、たこ焼き、パンチ焼きがピーコックの三本柱なのは変わりません。
三本柱を組み合わせたセットは、昔、Aセット・Bセット・Cセットというネーミングだったと思います。パンチ焼きと焼そば、たこ焼きと焼そば、パンチ焼き+焼そば+たこ焼き、どれがAでどれがBでどれがCなのかは忘れましたが、そんな感じだったように思います。違いましたかね?
セットにはサラダ(という名の千切りキャベツ)も添えられているはずなのですが、今回のペアセットには入っていませんでしたので、「ペアセット・サラダ抜き」と呼びたいです(笑)。
サラダには、独特な「ピンクのドレッシング」がかかっています。‥‥ピンクのドレッシング、松田聖子さんの昔の歌にありましたね。(ないわい!)
このドレッシング、ピーコックでバイトしてた仲間から作り方を教えてもらいましたが、中身はなんのことはない、「マヨネーズ+ケチャップ+水」だそうです (^^ゞ 実に家庭的‥‥英語で言えばドメスティックですね。(なんで英語で言い直した?)
そんなピーコックですが、新潟のB級グルメとして全国的に知られているのは、みかづきやフレンドの「イタリアン」。
でも、県央地域ではピーコックも身近な存在でした。お店もたくさんあったように思いますが、いつしか三条市内からは姿を消し、分水パコ内のピーコックも閉店し、県央に残るのは原信吉田店内だけに‥‥。
わたくし、イタリアンの知名度が高まれば高まるほど、「ピーコックのパンチ焼き」の存在を忘れてほしくない、と切に願って、心の中で「皆でピーコック吉田店を大事にして行こう!キャンペーン」を展開しているのであります。
まー、お好み焼きとの差別化にはやや問題アリですが‥‥。もっと、パンチ効かせて応援したい所存。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:燕市吉田東栄町13-15(スーパー原信吉田店内)
追記:大変残念なことに、2022年1月に閉店となったそうです。ピーコックは県央地域から姿を消してしまいました‥‥残念の極み。
このセット、ビール飲みたくなります。
焼きそばとパンチ焼き?ですか、、、
新潟県民は創意工夫力がありますね。
イタリアンとか、、、
新潟の方は、大都会にでる場合、大阪ではなくほぼ東京に行きますよね?
私は、東京が嫌いなため、大阪に行きます。
ほぼ電車賃も時間も一緒のため大阪のほうが面白いです。食べ物全般に安くて庶民的で美味しいのですが、特に、たこ焼きやお好み焼きは断然大阪のほうが美味しいです。
ピーコックのパンチ焼き! パンチのあるネーミングですよね。でも、最近、ピーコックもパンチ焼きと言うネーミングを辞めてしまいました。(泣)
なんてことでしょう! どうして自分の良さに、自分では気が付かないのか・・・不思議です。