明星食品の限定(?)カップラーメン。縦型ビッグサイズです。
出会った時の第一印象は、「よくぞまー、これをカップ麺にしようと思ったよね?」です。
「支那そば」で有名な故・佐野実さんが、イベント(久留米ラーメンフェスタかな?違うかも)のためにたった一度だけ提供したという、「豚骨ラーメン」。
それをカップ麺で再現して何万食も製造・販売するって・・・。凄い根性! というか、並々ならぬ熱き思い入れがなければ思いつきもしない。ような気がします。
もし佐野さんがご存命だったら、実現不可能な企画ではないでしょうか。「ガチンコ!ラーメン道」でしたっけ? あの番組の佐野実さん、怖かったよねぇ~(笑)。
スープは「豚骨」、隠し味に「羅臼昆布」、仕上げに「パイナップルオイル」入りの調味油。食材の字面を見ただけで、「凄い!」が伝わる。
で、実食した結果。
・・・意外と、味のほうもコダワリの片鱗が感じられるんです。ガチンコ!だったんです、頑張りが伝わってきます。
カップ麺の領域を出ていないのは無論ですが、麺も出汁も、そして案外と効いてたパイナップルオイルも、とても良い!
ペンパイナッポーアッポーペン。唸りました。パイナップルオイル、リアル豚骨ラーメンにもぜひ入れてほしいくらい。
豚骨ラーメン・博多ラーメンとの初めての出会いはインスタントラーメン、サッポロ一番の「とっぱちからくさやんつきラーメン」だったかもしれません。いや、カップ麺だったから、明星の「うまかめん」かな?
とっぱち以下略の発売は昭和62年、うまかめんは昭和55年とのことですが、当時は今とは違って、新潟県内でリアル博多ラーメンを食べる機会は皆無だったと思います。提供するお店がなかったよね。
カップラーメンと博多ラーメンの極細低加水麺は、相性が良い。というか、カップ麺でも再現性が高い気がします。明星の製品では、セブンイレブンのPB(セブンプレミアム)で発売された「地域の名店シリーズ・だるま」ってのが「旨すぎてカップ麺とは思えない」と話題になってたことがあったそうです。
ちなみにこの記事、ガチンコ!を思い出しながら書いてたんですが、V6が司会してたとすっかり思い込んでたけど、司会はTOKIOだったんですね。
V6が出てたたのは「学校へ行こう!」のほうでした。局が同じだし、記憶がごちゃ混ぜになってたみたい。てへへ♪
(佐野実さんを偲びつつ)ごちそうさまでした。。。