北吉田駅の近くてか駅前の、「わか家」。
旧「ラーメン わか」でしたでしょうか? 経営は同じなのだと思われますけど、何度か店名が変わってます。しばらくの休業期間の後、リニューアルオープン。
個人的には、開店当時のシンプルな「塩ラーメン」が好きでした。
つまり、塩が推しメン(麺)なのですが、それで思い出したのが「塩対応」事件。
一番最初の名前でオープンした時に行ったのですが、頼んだラーメンが40分経っても出てこなかったのです。まー、黙って待ってるほうも待ってるほうだけど‥‥(笑)
オーダーの伝え忘れで、全米が泣いた(嘘)。あったあった。でも気にしてませんから、ええ。
別に、気にしてませんから。
ぜんぜん、気にしてませんから。
まったく、気にしてませんから。
塩対応しないでね♪
(めっさ気にしとるやないか~い!)
でも、雑誌などに取り上げられて人気が出てくると、話題性に走って? 二郎系インスパイアみたいな、もやしてんこ盛りのラーメンを開始。「鬼ヶ島」でしたっけ?
乱雑な印象になってしまって「う~ん、どうなんでしょう?」と思ってたのです。そして、だんだんと居酒屋路線が強めになっていき、さらに足が遠のくことに。
今回のリニューアルでは、開店当初のようなシンプルなメニュー構成になりました。お店としても「塩ラーメン推し」なようで、ベリベリ大賛成です。
シンプルになったとは言え、バリエーションは豊富。
メニュー多いのが好きなんですね、きっと (^_^;)
あ、そうそう。ここの「チャーハン」、なかなか良かったんでしたが、はて‥‥。
安心してください、チャーハンありますよ! 一番下に「チャーハン類の大盛りはプラス200円です」って文字が見切れてますので、ご注意ください。ませませ~♪
さて、わか家の「塩ラーメン」です。
ノーマルは600円、大盛りはプラス100円でしたでしょうか? 価格、問題なし!
見た目、とても綺麗。グッドルッキング・ソルティーズ!
味も、見た目どおり。なかなか美味しかったです!
祝復活! 祝原点回帰! 万歳! ヽ(´エ`)ノ
ところで、お話変わってワタクシが幼少の頃(可愛い子供時代ってのは誰にでも平等に存在するのですよ)。「塩ラーメン」ってのを最初に認識したのは、お店のラーメンでなくインスタントの袋麺だったように思います。
そしてその二大巨頭といえば、「サッポロ一番 塩らーめん」と「マルちゃん 塩ラーメン」。
そりゃーね、インスタント麺もどんどん進化してますし、正麺とかラ王とか、下手なお店のより美味いかも?なんて塩ラーメンもありますが。
それでも、サッポロ一番とマルちゃんは、塩ラーメンの二大スター。永遠のライバル。
と思っていたのですが、この発想って「新潟県民には」「新潟出身者には」なのだそうです! 塩ラーメンは、全国的にはサッポロ一番がメジャーで、マルちゃんはマイナーな存在。
それもそのはずで、実はマルちゃんの塩ラーメンは地域限定品なのです。上記のリンク先を見ていただくと分かりますが、サッポロ一番の販売エリアは全国なのに、マルちゃんは「東北 信越 静岡 中京」。
西日本はおろか、関東や東京の方にさえ馴染みが薄い存在みたいですが、新潟ではおそらくマルちゃんのほうが圧倒的に人気なのではないでしょうか?
北海道ではやきそば弁当などでマルちゃんが高いシェアを持つそうですが、なのに販売されてないのは、相手がサッポロ一番だけに「敵に塩を送る」つもりで市場を譲ったから。
‥‥てなことは当然なく、実は北海道限定バージョンのマルちゃん塩ラーメンが存在するのだそうですよ。へぇ~、ですよね。
なお、元祖的な意味ではどちらなのかというと、サッポロ一番が1971年9月の発売で、マルちゃんは1969年1月発売だそうです。なので、元祖はマルちゃん塩ラーメンのほう。
サッポロ一番とマルちゃん、近いうちに食べ比べして検証してみたいです。
‥‥って、ただ単に2杯喰いたいだけじゃねーんか? 大食いする理由が欲しかっただけとちゃうんか? どうなんだい? (^_^;)
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:燕市吉田文京町3-16
2018年2月追記:サポイチ対マルちゃん、塩ラーメンの食べ比べ記事を書きました。