J’s(ジェイズ)は、三条の「まんなか」こと本寺小路にあるスナック。
とても気さくで、楽しく呑める人気のお店です。いつもお世話になってます (*^^*)v
この日いただいたのは、珍しい「アマゾンビール」。リーフレットはこちら。
アマゾンビールは、ヘルムス貿易株式会社が輸入販売している「ブラジル発のクラフトビール」。
「クラフトビール」ってのは、小規模の醸造所で作られた手作り的なビールのことだそうで、日本でいう「地ビール」とほぼ同じ意味みたいです。
アマゾンのフルーツやハーブを使った6種類のフレーバーがあります。3人で行ったので、各自違うのを頼んで、飲み比べしてみました。
写真向かって左から、「クプラッチ」「エル バシャーマ」「バクリ」。
リーフレットの説明によりますと、クプラッチは、
ビターチョコレートの風味と共に、酸味も感じられる、大人の香り漂うビール
エルバシャーマは、
ブラジル産の植物でありながら、アジアンテイストも感じられる本格派。多国籍料理やスパイシーな料理にピッタリ
バクリは、
柑橘系の爽やかな飲み心地。お酒の苦手な方、女性にお薦め
だそうですよ。
「で、実際に飲んだ感想は?」
ええ、感想はですね。‥‥実は、「へぇ~」とか「ふむふむ」とか「ほげほげ」とか言いながら、飲み比べしたはずなんですけど、その後いっぱい呑みすぎて。
味、覚えてにゃ~い!(カワイイっぽく言ってもダメだぞ!)
味比べするならシラフでないとなのに、飲めば当然酔ってきちゃって分からなくなる。板挟みです、ジレンマです。
ジレンマといえば、エヴァンゲリオンに出てくる「ヤマアラシのジレンマ」。
英語では “Hedgehog’s Dilemma”、直訳すると「ハリネズミのジレンマ」でして(ヤマアラシは “porcupine”)、哲学者ショーペンハウエルの随想録に収められた寓話が元になってて、心理学者フロイトが「集団心理学と自我の分析」に引用し、人間関係の最適な距離の例えになった、ってのはご存知ですよね皆さん? ええ、僕はネットで調べましたw
こちらのサイト様の記事によりますと、
ヤマアラシの針は威嚇用・攻撃用で、ハリネズミのは防御用なんだそうです。エヴァの登場人物たちの心境はヤマアラシよりもハリネズミが適切であるため “Hedgehog’s Dilemma” とされた、のだそうですよ。
ジレンマはさておき、ブラジルのクラフトビール、興味のある方はぜひ♪ J’sのセット料金とは別になりますので、お値段等はお店でご確認ください。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:三条市本町2丁目3-1(ファイン5ビル1階)
追記: なぜエヴァでは “Porcupine’s Dilemma” でなく “Hedgehog’s Dilemma” なのか。知人が別の説を唱えてるので、紹介します。
- エヴァのサブタイトルは日本語+英語の形式で、”Hedgehog’s Dilemma” は第4話のサブタイトルに使われた。
- しかし、第4話劇中のミサトさんの台詞では「ヤマアラシのジレンマ」になっていて、3話のリツコさんの台詞でも同様。意図的なものなら、台詞もハリネズミにするはず。
- オックスフォード英英辞典によると、アメリカ英語では “hedgehog” という単語をヤマアラシの意味でも使う。
- また、英語版Wikipediaの「ヤマアラシのジレンマ」も “Hedgehog’s Dilemma” になっている。項目名になっているところから、(アメリカでは)こちらのほうが一般的なのだと推測できる。
- つまり、エヴァで “Hedgehog’s Dilemma” なのは、単にアメリカ英語に翻訳したから。それを「ハリネズミのジレンマ」と解釈するのは、誤訳や深読み。
という説なのですが、真実はいかに!