2017年の1月のこと。
ゲ! 大雪!! (*^^*)
お仕事の関係で、ちょくちょく柏崎に行ってまして、新店の「麺や まろみ」です。
ウェルカムボード(って言うんでしたか?)には、お店のオススメが。
うむ。
「マロは『鶏しお』を食べたいのぅ~。大盛りでも一向に構わんぞよ」
心の中のおじゃる丸もそう言っている。ええ、ここは素直に従って、お店の言うトーリにしましょう 。鶏だけに (^_^;)
でも、お高いんじゃない? ‥‥え?! 680円に、大盛り100円! お金足りないかもと思いましたが、トリ越し苦労でしたね。鶏だけに(今回はこのダジャレで行く気だな‥‥)。
鶏しおは、白いドンブリとか、青モノの乗っけ方とか、見た目はなかなかお洒落な感じ。
味も、透明感のある鶏スープに塩ダレがいい塩梅で、鶏ッキーな部分はありません(トリッキー、ね)。「鶏一本勝負!」という潔さが良いですね。一本でなく一羽勝負なのかもですけど (^_^;)
問題は、焦がしネギ。
やつらは個性が強くて、なければないで寂しいのでしょうが、あったらあったで味の印象の大部分をもってかれる感じで‥‥。なかなか難しいですね。
別皿にして、お好みで選択とか途中で味変とかを愉しむ趣向にしたらどうでしょう? 最初からバーっと、バーっドかけずに(bird‥‥、トリダジャレ見逃すとこでしたね)。
まとめますと、繊細な見た目とは対象的に、味のほうはワイルド&ワイルディー! という感じを受けました。若々しさと言いますか、荒々しさと言いますか、そんな印象。
まろみの、他のメニュー。
「鶏しお白湯」「鶏つけ麺」に「鶏さばしょうゆ」もあって鶏推しですが、「極みみそ」「辛みそ」という鶏が付かないメニューもあったので、通り一辺倒、トーリ一辺倒ということでもないようですよ。(ダジャレのために間違った日本語を使うのは、よせ!)
お客さんを飽きさせないように、限定メニューの工夫も。そこらへん、チキンとされてるようです!(キチンと、ね)
そういえば先日、柏崎について「なるほど!」と思ったことがありました。
世間一般では、麺類の大盛りは1.5玉が標準的かと思われますが、柏崎の昔ながらのお店って、麺2玉が基本な感じなのです(盛来軒の記事でもちょっと書いてます)。
「柏崎って、どうして盛りの良い店が多いのだろう?」「盛りの良い町・柏崎、なぜなぜなんで~?」と、ずっと不思議に思ってたのです。
が、ある説を教えてもらって、激しく納得。
盛りの良さの理由は、おそらく「柏崎刈羽原子力発電所」。世界最大の原発を建造すべく全国から集まった職人さん達の胃袋を満たすために自然と盛りがよくなっていった、という説です。
思わず膝を叩き割りました(膝は叩こう、叩くだけにしとこう!)
そっか、そっか。なるほどね。言われてみればそーだよね。灯台下暗し。というか「原発下暗し」ですな。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:柏崎市幸町8-26(サザンウインドビル1F)
追記:2020年3月に柏崎市岩上7-30へ移転されたそうです。
Twitter:@mennya_maromi