三条市 みなとや 本日の日替り定食 / お魚系を欲するお年頃、になりつつあるのかな?

JR三条駅前の旅館兼食堂、「みなとや」。

みなとや・食堂の入口(2017年1月)

「本日の日替り定食」が、680円とお手頃な値段。

なのにおかずの品数多く、しかもお魚系が多く、なんかちょっとイイ感じなことに気が付きまして、最近、頻繁に寄ってしまいます。

‥‥油っこいのが大好きだったはずなのに、いよいよお魚系を欲するお年頃になったのかしら? 順調に大人の階段のぼってる感じですな、僕の胃袋。

本日の日替り定食・看板のアップ

この日の日替わりは、「鱈の竜田揚げ」に「かす煮」。昼のみですが、食後のコーヒーも付いちゃいます!

鳥瞰図(?)でご覧ください。

日替わり定食(鱈の竜田揚げ、かす煮)

右上から、鱈の竜田揚げ、かす煮、お茶。折り返して、味噌汁、煮菜(にな)、リンゴ、お新香に、大盛りご飯(大盛りは無料)。

ダブル主人公の一人、鱈の竜田揚げ。

鱈の竜田揚げ

竜田揚げにすることで、「タラは淡白で物足りない」という方にも対応。

まー、鶏の竜田揚げと比べるとさすがにサッパリし過ぎてますが、サニーレタス用の?マヨネーズに助けられました(大人の階段、上ってネーじゃん!)。

もう一方の主人公、かす煮。

鮭のかす煮

鮭のガラ(って方言ですかもしかして? アラのことね)、大根、人参で、酒粕と味噌仕立て。ゆず皮もおしゃれ。

鮭の中骨も柔らかく炊かれて、美味しかったです。余談ですけど、「かす煮」ってカスって響きがなんかアレですよね。てか「粕煮」と書くほうがいいかも?

脇役の 煮菜の小鉢も いとうれし(五七五)。

ここで新潟県民でない方のために説明しよう! 煮菜とは新潟の郷土料理で、菜っ葉を煮たものなのだ!

そのままやんけという感じですが、実は塩抜きした漬物を煮るのが特徴なのです。が、家庭料理なので家ごとにレシピがあって違いも大きく、漬物を使わないこともあります。クックパッドとか検索してみるといいかもしれません。

追記:知人のお母様によると、昔は冬場に青菜を入手できなかったので、代用品として漬物を使ったのだそうです。本来の煮菜は生の青菜を使う料理で、新潟に春の到来を告げる味覚でもあるのですね。

そんな煮菜は、ご飯のオカズに良し、酒のツマミに良し。子供の頃、というか、だいぶ青年になってからもまったく興味なかったのですが、この歳になりますともう、煮菜さえあればすべてはALRIGHT by RCサクセション、っすねぇ~。

まとめますと、原価を考慮しつつ工夫した創作和食的なテイストで、なかなか面白いです。時にはお刺身まで付いちゃったりしますので、「ライオンのごきげんよう」的な、「何が出るかな何が出るかな」的な楽しみがあっていいですね。

ごちそうさまでした。。。

お店の住所:三条市南新保15-8

公式サイト:みなとや旅館(三条ホテル旅館組合のページ)

投稿者:ユキヒロック

同じ食べ物の記事

同じお店の記事

フィードバック

返信をクリックすると子コメントを投稿できます(最大5階層まで)。階層を下げたくないときは親コメントに返信して弟コメントにするか、別コメントとして投稿してください。

  1. まぁ確かに若い頃は「粕煮」はいかにも年寄り臭い食べ物って思っていましたから、特に菜っ葉系の粕煮は見向きもしませんでしたね。

    肉より魚が好きになり、脂っこいよりサッパリしている食べ物を好むようになって来て、あぁ…俺も歳を取ったんだなぁって感じるようになりました。

    あれほど嫌いだった打ち豆と切り昆布の煮物、車麩を使った煮付けなんかが食べられるようになりましたもんね。
    40代の半ばを過ぎた辺りからかなぁ、年寄り臭い食い物が好きになり始めたのは(笑)

    1. 同じく伊坂十三です。(^^)/ (大江戸捜査網が、もう古いッスね) 煮菜は、むしろ、もう好物の域になりました。

コメントの投稿

コメントは、管理人の承認後に表示されます。

管理人の外出時など、承認に時間がかかる場合もありますが、ご了承ください。また、不適切な内容と判断したコメントは承認しない場合があります。

メールアドレスがサイト上に公開されることはありません。

* が付いている欄は必須項目です。

コメント欄に日本語を含まない投稿は、送信しても無視されます(スパム対策)。