日清食品の、「日清麺ニッポン 八王子ラーメン」。
公式サイトのニュースリリースによりますと、関東甲信越と静岡限定で2013年から発売してて、2015年に全国発売となったようです。
が、正直、「八王子ラーメン」自体が福耳。いや、空耳(アワー)。‥‥いえ、初耳でした。
蓋に説明があります。
約50年の歴史をもち、子供からお年寄りまで地元で長く愛されている八王子ラーメン。醤油スープに、きざみタマネギの食感と、その甘みを引き出す油をご堪能あれ。
さらに、日清食品の商品紹介ページを見てみますと、
八王子ラーメンで町おこしをしている八麺会の3つの定義に従って商品化。タマネギの食感とその甘みを引き出すラードが特徴です。
ともありました。八麺会は公式サイトがありまして、「地元八王子ラーメンをこよなく愛するラーメンコミュニティです」とのことです。
しかし、3つの定義とは? ‥‥あ、それも蓋に書いてあった。
- 定義その1・きざみタマネギ入り
- 定義その2・醤油ベースのたれ
- 定義その3・表面を覆っている油
ほげっ?! この定義だけ見れば、燕背脂ラーメンではありませんか!
作ってみましょう。熱湯入れて、4分後。
うむ、確かに3つの定義通り。でも、燕背脂とは別物です。
「表面を覆っている油」は透明で、背脂ではありません。スープは「醤油ベースのたれ」だけど、東京風の鶏ガラチックで、ノンフライの麺も太麺ではありません。
燕背脂との数少ない共通点は薬味の「きざみタマネギ」ですが、そうだ! これって、燕由来だったりとか? 燕にも「はちおうじ」があるし!!
‥‥あ、燕の「はちおうじ」は「八王寺」でしたw
八王子ラーメンの刻みタマネギは、八麺会公式サイトの「ラーメンの歴史」に説明がありまして、元祖のお店の店主が北海道旅行で食べたラーメンに刻みタマネギが入ってて、それがヒントになったのだそうです。
あと、表面を覆う油は、刻みタマネギの辛味を抑えて甘味を引き立てるためなんだとか。燕背脂は背脂が主役だけど、八王子ラーメンは刻みタマネギが主役、と言えるかも?
麺ニッポンの八王子ラーメンも、きざみタマネギの表現力がなかなか凄かった!! けど、正直、印象に残ったのがそこだけだったりなかったり、でした。
ちなみに、八王寺を八王子と誤変換するのは燕の地名あるあるですが、他に有名(?)なのが「燕市佐渡」。
燕の佐渡はサドではありません。マゾです。‥‥いえ、サワタリと読みます。同じ燕でも、旧・吉田町の「燕市佐渡山」はサドヤマです。ややこしい。
そして、燕で一番の難読地名と思われるのが「廿六木」。
なんて読むかご存知ですか? ヒントは「読み方を知るとオドロキます」。
答えはこちらをドラッグ or クリック! → とどろき
ごちそうさまでした。。
毎度、お世話様です。
なるほど、八王子ラーメンですかぁ。
以前、テレビで関東地区のラーメン特集の番組を放送していた際に、八王子ラーメンが登場していたのを思い出しました。
確かに燕市にも八王寺という地名はありますね。
ユキヒロック様の記事を読むと、ついラーメンが食べたくなってしまいます。
ではこれから廿六木の福来亭白山町店に行って来ようかな。
福来亭の白山町店 いいですねぇ~ 楽しんで来てください。レッツエンジョイ福来亭♪♪