長いよ商品名!(笑)
アイスのスーパーカップも長かったけど、やはり類は友を呼ぶ?(使い方が違う?)
エースコックのスーパーカップが発売されたのは、1988年のことだそう。当時の私は高校生で、食べ盛り・育ち盛りなお年頃。食べ盛りはオッサンになった今でもですけど (^_^;)
腹ペコなヤングにとって、カップラーメンは「夕飯までのツナギ」で、お弁当とかおにぎりとかパンとかを食べる時の「スープ代わり」。言わば中継ぎ的な立場、脇役だったのです。
が、そこに颯爽と登場したのがスーパーカップシリーズ。
麺1.5倍の食べ応えにより、一気に先発エース(コック)、主役の座へと躍り出たのであります。なかなか革命的な出来事でした。
でも実は、開発時に高校生を対象として行った調査では「通常サイズで適量」という答えが出たのだそうです。こちらの記事の2ページ目です。
ラーメン:エースコック社長「体の半分は即席麺」でも健康。その秘けつは?:「即席ラーメン」の新たな挑戦:日経Gooday(グッデイ)
その結果に疑問を持ち、調査方法を変えてみたら‥‥、のくだりがとても興味深かったです。マーケティングの裏に隠れているのものがあって、常識にとらわれてしまうとそれを掘り起こせないのですね。
ずんぐりした形状の容器も、コンビニの陳列棚の中でも目立つように、見た目でボリューム感が伝わりやすいように、と考えた結果だと聞いてます。やはり、ヒット商品にはヒットする理由があるものですね。
すっかりマクラが長くなりましたが、実食です。
エースコックのニュースリリースによりますと、極みスーパーカップは「スープの味わいの満足感を追及したシリーズ」だそうで、小袋も二つ入ってます。
まず、かやく入りのスープを入れてお湯を注ぎ、待つこと3分。さらに、食べる直前に後入れ粉末スープ(クリーミングパウダー)を入れますと‥‥
実験と科学。合法ではありますが、ケミカル感が凄い!
で、よく混ぜていただきます。
白いせいか、写真からはカレー感が一切感じられませんが、味はカレーでした。
でもこれ、残念ながらあまりヒットしなかったようですね。‥‥ええ、正直、そんなお味でした (^_^;) カレーをわざわざ白くする必然性が、イマイチ伝わってきませんでした。(冬季限定だからだよ!)
ちなみに、カレー味のカップ麺の元祖って、なんとエースコックなんだそう。
カレー商品化は早かったエースコック – 日経トレンディネット
その「エースコック カレーヌードル」は、今でも東北限定商品として販売されてるそうです。カレーが固形ルーなのが特徴だそうで、画像検索してみましたら、ほんとにゴロンと入ってました。
ちゃんと溶けるのか心配になりますが、そういえば昔のカップヌードルのカレーも今よりカレーが溶けにくくて、底に残ってることが多かった気がします。
でも、カレー系カップ麺の「周囲に食べてる人がいた時の尋常でない存在感・破壊力」は、今でも変わりませんね。グラッチェグラッチェ!
ごちそうさまでした。