燕にお住まいの方から、こちらをいただきました。
パステルカラーで可愛らしいデザインの、天神様。
天神講でお供えする生菓子(天神講菓子)です。毎年、燕市内のお菓子屋さんで販売されるのだそうです。
「天神講」ってのはなにかと言いますと、
菅原道真の命日にあたる2月25日(あるいは毎月25日)に行われる天満天神の祭り。天神祭。
だそう(コトバンク「天神講」より)。
福井や富山などでも行われるそうですが、内容は各地で違うみたいです。燕の天神講は、天神様の掛け軸や置物を飾ってお菓子をお供えし、学業成就、志望校合格、子供たちの健やかな成長などを祈願するのだそうです。
燕ではこの行事を「天神さま」と呼ぶみたいですが、隣町の三条ではあまり聞いたことがありません(私だけかもしれませんが‥‥)。
でも、平成の大合併で燕市になった旧・吉田町や旧・分水町にもある風習だそうで、合併後の燕市では「越後つばめの天神講」としてPRしています。Facebookページもあります。
色鮮やかなお菓子をお供えするのが特徴で、食べると勉強ができるようになると言われているそうです。日持ちのする粉菓子が基本だそうですが、いただいたのは生菓子タイプでした。
生菓子って、子供の頃は引き出物とかに鯛のやつが入ってて、兄弟と取り合いになったりしましたけど、見た目は綺麗なんですが、味のほうはどうにも甘すぎてちょっと‥‥。甘い記憶? Sweet Memories?
天神様すなわち菅原道真といえば、福岡の太宰府天満宮。数年前に行ったことがあります。
天神様は学問の神様ですが、日本三大怨霊にも数えられていて、御所に雷を落とした怖い存在だそうですね。でもまー、出世を妬まれて、何も悪いことしてないのに京都から福岡に飛ばされて、そこで死じゃったら、祟るのも無理はないかもです。
‥‥って、あれ?! 色々調べたりして、俺、アタマ少し良くなってねぇ~?(って言い方がバカっぽくねぇ~?)
さっそく、ご利益あった模様です。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:燕市宮町5-2(ネット上では燕市燕4464となっていることが多いですが、そちらは住居表示実施前の住所と思われます)
公式サイト:お菓子の飴屋本舗