4度目の登場、アメヤ精肉店。1回目・2回目・3回目と、全部「幕の内弁当」です。
「どんだけ好きなん?」
そうなるのもやむを得ません。なんせ、アメヤのマクは私が三条で一番と思っているお弁当ですので。一番ですよ一番、イチバーン!
「ハルク・ホーガンか!」
アメヤのマク。それは、600円で食べれるオードブル。
550円に、大盛り50円増し。フタがちゃんと閉まらない盛りの良さ。
フタ、オープゥゥーン!
大盛りの白飯の重さは、そのままお店の愛情の大きさですね。
おかずが豊富ですので、ご飯大盛りでちょうどよいのです(※感じ方には個人差があります)。
肉屋さんの甘口の惣菜を、「とりあえず全部入れといたよ!」的な。どこをとっても「幸せ」の二文字しか感じられません。
さて、せっかくなので今回は「幕の内弁当」についてお勉強してみましょう。
国語辞典的には「俵型のご飯に複数のおかず」ってのが幕の内弁当の定義らしいのですが(コトバンク「幕の内弁当」)、アメヤのマクのように普通のご飯な場合も多いですよね。
幕の内弁当は、もともとはおにぎりにおかずを添えた弁当だったようで、俵型のご飯はその名残りだそう。最大公約数的には「複数のおかずが入ってれば幕の内」って感じになるのかもです。
「そういえばさ、『幕の内』って名前はどこから来てるの?」
これには諸説あるようです。Wikipediaの「幕の内弁当」を要約しますと、
- 芝居説
幕の内=幕間(まくあい)に食べた弁当で、元は役者や裏方向けだったのが発展して、観客向けにも出されるようになった。
- 相撲説
大相撲の小結は幕内力士なので、小さなおむすび入り → 小結 → 幕の内、という洒落。
- お店説
おにぎりに複数のおかずを添える形式の弁当を最初に売り出したのが「万久(まく)」という店だから。
- 内幕説
戦国時代、大将のいる戦陣には二重の膜を張り、内側の幕を内幕と呼んだ。そこで食べた携行食が起源だから。
内幕説はお弁当と直結してないし、ちょっとこじつけっぽい? お店説は、「まく」は分かるけど「うち」はどこから? って感じですね。やはりお芝居か大相撲が由来なんでしょうけど、ハッキリとは分かりません。
‥‥ってことは、どこかに真相を隠した奴がいるのかも? そう、幕引きを図った黒幕がいるんですよ、幕の内だけに!
「オチが弱いよ!」
すんまへん。幕の内弁当の話はこれにて幕です。(弱い‥‥)
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三条市横町1丁目11-24
アメヤ精肉店といえば幕の内やのりだんだん等魅力的な弁当が多くいつも悩みますが
結局ガキの頃から焼肉弁当になってしまいます^^;
あのレモンが乗っかった焼肉の旨さが忘れられません。
またポテサラが美味いんですよねー
焼肉弁当ですか? ノーマークでした。今度いただいてみたいです。
お肉屋さんのポテサラって何であんなに美味しいのでしょうね。
もしかして、手作りコロッケのノウハウが生かされるのかなぁ~・・・とも思います。