明星といえば、チャルメラですね。(そうなの?)
以前記事にした「ノンフライチャルメラ豚骨」はとてもいい出来で、博多風のいわゆる「バリカタ」な麺が高いレベルで再現されていました。
で、その技術をカップ麺に応用した商品が続々登場。今回いただいたのは、「明星バリカタ 長浜風とんこつ」です。
壊れかけのRadioならぬ、「剥がしかけのLid」ですいません。
蓋にも書いてありますが、なんと言っても「熱湯60秒」が特徴。お湯を注いで1分待ちますと、
もう「硬ストレート極細麺」が湯戻し完了しております。
ここに後入れスープを投入し、かき混ぜますってーと、
白濁豚骨スープの長浜ラーメン、できあがり! 熱湯1分で博多へひとっ飛び、シュワッチ! ウルトラマンが怪獣を倒すよりも早い!
お味のほうですが、やっぱ麺が凄い。「お店で丼に盛り付けてこれを出されたら、ちょっと分かんないかもしれませんなぁ~」ってくらい、よくできてると思います。この食感・この味が、お湯を注ぐだけでできる。タマリマセンね。
ちなみにですが、1分戻しのカップ麺といえば、自分の世代的には「明星 クイックワン」なのです。再結成したザ・タイガースがCMソング(銀河旅行)を歌ってたやつです。
Wikipediaによると、クイックワンは1982年の発売。ちょっと前(2013年)にも復活発売されたので、そちらは帰ってきたウルトラマンですな。
初代クイックワンは揚げ麺だったので、戻し時間は短いけど麺が伸びるのも早い、というのが欠点だったようですが、バリカタのノンフライ麺は対処済みなようでした。
2代目クイックワンもノンフライ麺だったそうですが、やっぱそこがポイントなのでしょうね。戻しやすくて伸びにくい麺って、業界的には結構なイノベーションなのかも?
ごちそうさまでした。。。。
追記:冒頭で「その技術をカップ麺に応用した」とか書いてしまいましたが、明星食品公式サイトでニュースリリースを検索してみますと、発売時期はノンフライチャルメラのほうが後でした。つまり、「バリカタなどで培ったノンフライカップ麺の1分戻し技術を袋麺に応用した」のが正しいみたいです。すいません。
大盛り様、いつも楽しませて頂いています。
クイック1、懐かしいですね。
以前観たテレビ番組で放送していたなのですが、なぜカップ麺の待ち時間が3分に設定されているのかっていう内容でした。
製法上から言えば1分以下の時間でも完成する商品はいくらでも作れるそうです。
ですが袋麺などは鍋に湯を沸かし、沸騰した湯に乾麺を入れて3分ほど煮込みますよね。
その待つ間の3分間で人は食欲を刺激され、いっそう美味しく感じるのだそうです。
それと同じくカップ容器に湯を注ぎ、3分という待ち時間が大切なのだとの事でした。
どん兵衛のように完成まで5分かかるカップうどんもありますが、確かに5分はちょっと長く感じますよね。
3分よりも長くても短くても駄目なんだなぁって思いながら番組を観ていました。
まぁその3分の間に箸や飲み物を用意出来たりしますから、やっぱり3分という待ち時間の設定は大切なのかもしれませんね。
なるほど、3分待つことによって美味しく感じられる・・・納得です。(^^)
ちなみに、クイック・ワンは、伸びが早いと言う理由の他に、
1分だとスープが熱すぎて舌が火傷しちゃって不人気だった言う説もあるようです。