桜餅 / 葉っぱを食べるか?食べないか?問題。

春ですなぁ~。。。もうそれだけで、なんだかウキウキしますなぁ~。良いことないかなぁ~、あると良いですね。

桜餅の葉っぱ2017-03-03 022

季節柄、桜餅をいただきました・・・って、早速、良いことあったわ~!(笑)

このピンキーな色合いと塩漬けされた桜の葉っぱがとても春らしくて好きです。柏餅の柏の葉はさすがに食べませんが、桜餅の葉は食べれるところが好き。餡の甘さと塩っぱい葉のハーモニーが最高!です。(ちなみに、柏餅のあの平たい葉っぱって、柏の葉じゃないそうですよ。槲=かしわ と言う漢字が違うブナ科の木の葉だそうです。柏って木は針葉樹でモミの木みたいな木なのだそうです。柏餅問題も、いずれあるかも?)

あの餅を巻いてる桜の葉の塩漬け・・・時々、食べない方を見かけますが、大人なので黙認します。。。が、本音は食い意地張ってるので「気取ってんじゃないわよ♪」とか心の内では思っております。(笑)正直、食べ物を残す人があまり好きじゃないんです。(うん、その体型を見たら、だいたい想像はつくね。)

そんな訳で今日は、「桜餅の葉っぱを食べるか?食べないか?問題」・・・について調べてみました。

そもそも、桜餅には2種類あった!

和菓子の桜餅には関西風の「道明寺」と、関東風の「長命寺」の2種類があるそうです。新潟は関西風の「道明寺」タイプが多いと思います。今回いただいた桜餅も「道明寺」タイプでした。
関西風の桜餅が道明寺と呼ばれている理由は「道明寺粉」という材料を使用しているからだそうです。「道明寺粉」は、もち米を一度蒸して、乾燥させて粗く砕いた物。これを蒸して色付けしたもので餡を包んで作っているので、お米の食感が残るつぶつぶとした皮が特徴。
「長命寺」タイプは、小麦粉に水を混ぜて薄く焼いた皮で餡をくるんだものだそうです。う~ん?見たことないかも?

桜の葉の毒性は?

「食べれるか?」「食べれないか?」で言えば、食べれるそうですが、起源を紐解きますと、江戸時代、東京の隅田川沿いにある長命寺では、川沿いの桜の木から落ちる葉の掃除に日々頭を悩ませていました。そこで桜の葉を塩漬けにし、それにお餅を包んだのが始まり・・・なんて言う話もありますので、落ちてるものの有効利用だなんて考えると、あまり食べたくなくなる気がします。(現在は、もちろん、ちゃんと食用に加工されています。スーパーなどでも桜の葉の塩漬け売ってるようですよ。)
また、毒性に関しては、桜の香り成分「クマリン」ってのは、肝毒(肝臓に対して毒性がある意)を含むそうです。数個食べた程度なら全く問題ないようですが、香りに毒性があったとは驚き桃の木、、、桜の木です。

茶道では食べないのが作法?!

茶席では、木製の「黒文字」ってので切るのに、葉があると邪魔なので外して食べることが多いようです。残った葉や軸は、懐紙に包んで持ち帰るそうです。つまり、食べにくいから食べないようですね。

和菓子屋さんに聞いてみたよ

知り合いの和菓子職人さんにお聞きしたところ、「食べるべき! ぜひ食べて欲しい♪」とのことでした。(^^)/  食べる葉・・・いえ、食べる派の自分と、意見はガッチリ合致しました。

江戸時代から続く桜餅の老舗店の「向島 長命寺」のHPを見ますと・・・

<召上り方>
葉をはずして、お餅にうつった桜葉の香りと餡の風味をお楽しみください。 桜葉は、お餅の香りづけと乾燥を防ぐためにつけてあります。

・・・って書いてありますが、それに付け加えて・・・

「桜もちを包んでいる葉、あれは取るんですか?食べるんですか?」
当店へのお問合せで一番多いのが、この質問です。
逆に「どうなさっておられますか?」とお尋ねしますと、
「葉は取る」というお方もあれば、「葉も一緒に食べるのが江戸っ子」という方もおられ、なかには「1枚だけつけて食べる」折衷派も。
もちろん正解はありません。食べ物は、やはりそれぞれのお好みで召し上るのがなによりだと思いますが、
当店では、桜葉をはずしてお召し上りいただくことをお勧めいたします。

また、同HPの「桜もち資料室」って言うページには、

以前、小沢昭一さんがお見えになったときにこんな小噺を教えてくださいました。
「ある人、桜もちの皮(葉)ごと食べるを見て、隣の人、
旦那、皮をむいて食べた方がいいですよ。
あ、そうですかとそのまま川の方をを向いて食べた」
川を向いて座れば、大川のゆったりとした流れと桜並木。どうぞ、そのまま春の日永をのんびりお過ごしください。
きっとそれが、桜もちの一番おいしい食べ方でしょう。

粋ですね。

結論

結論としては、「食べようが食べまいが、お好きなように♪」って言う、争いを好まない日本的な答えに餅つきました・・・いや、落ち着きました。
もーちっと、盛り上がるのかと思ったのに、、、やや残念。(もーちっと・・・餅っと・・・)

あとがき

でも、よくよく考えますと、桜の葉は前年の葉を塩漬けしており、旬ではないような気がしますが、その辺も知り合いの和菓子職人さんに聞いてみました。

「葉だけでなく、使ってる餡の小豆も、道明寺のもち米も前年のものだけど、和菓子とは季節のものを味わうのではなく、色合いなどから風情を味わうものだと思います。」

なるほど。 風情を味わうのが和菓子。

・・・なので、そもそも桜餅の葉を食べるか?食べないか?なんてのは、野暮なギモンを抱かない方が良かったのかもです。

Special Thanks to

和菓子職人(ギタリスト&オーブンねんどの作家さんでもあります。)の「ま~す」さん。いろいろ教えてくださって、ありがとうございます。とても勉強になりました。\(^o^)/ サンクスです!ブログでひとネタいただいてしまいました。(^^ゞ 事後報告で、ごめんなさい。(-人-)

ごちそうさまでした。。。。。

投稿者:yukihi69

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フィードバック

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  1. 大盛り様、お早うございます。

    つい先日ですが、朝の出勤の際に聴いていたラジオ番組の中で、桜餅の由来を説明していました。

    普段は甘い物をあまり食べないのですが、桜餅だけは好んで食べます。

    葉っぱを食べる派、食べない派。
    私は食べる派ですね。

    あの香りが好きで食べています。

    食感も他の餅や団子には無い食感もありますしね。

    でもあの香り成分に毒性があるのは知りませんでした。

    おかげ様でまた1つ、会社でウンチクを垂れるネタが増えました(笑)

    1. 桜も、あっという間に散ってきましたね。自分は、お酒と甘い物を一緒に食べるのも平気です。(^_^;)

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