燕市 ライオン食堂 中華そば / 2017年10月24日、惜しまれつつも閉店。

一年前の話で恐縮ですが、またひとつ名店が消えてしまいました。

「ライオン食堂が閉店するらしい」との噂を耳にして、ビックリしてうかがったのが2017年10月6日のこと。

ライオン食堂の外観(2017年10月)

でも、この日の店内はいつもどおりで、単なる噂だったのかと安堵したのです。

が、しかし。

その後、店内にお知らせが貼り出されて、閉店が事実と確定。誠に残念至極。

この時いただいた「中華そば」の大盛りが、私にとって「最後のライオン食堂」になりました。

ライオン食堂の中華そば

大盛りですが、普通サイズのラーメン丼を使ってるので、「むっつら」しています(むっつら=新潟弁で量が多い様子のこと)。

その上にレンゲが置かれて出てくる、ちょんまげスタイル。先回はバカ殿に例えましたが、今となってはラストサムライ、幕末の志士。

‥‥いえ、「幕末の獅子」でしょうか? ライオン食堂だけに。(うまいこと言ってるつもり?)

そういえば、「ライオン食堂」ってイカした店名は一体どういうわけでそうなったのか? ずっと不思議に思っていたのですが、こちらの記事に書かれておりました。

夫婦で50年 のれんを守ってきた「ライオン食堂」閉店 – ケンオー・ドットコム

ライオン愛あふれる良記事ですので、ぜひぜひリンク先を読んでいただきたいのですが、要約しますと、店主のお父様が「ライオン」という名前のカフェを経営していたことがあって、それを引き継いで「ライオン食堂」にしたのだそうです。

まさかカフェの名前だったとは‥‥。それにしても50年、半世紀かぁ~。私が生まれる前からやってたわけですね。

ライオン食堂を教えてもらって最初に行ったのは、もう何年前でしょう? はっきりしませんが、10年以上になると思います。

車で行ったのですが見つけられず、何回か周辺を回ってやっと見つけた時の喜びたるや‥‥。一番の思い出です。

閉店した後は、お店で使っていた食器をご自由にどうぞ的に配られたそうです。カツ丼用の深緑のドンブリも配られたのでしょうか? 店名入りの、すっごくカッコいいドンブリ。欲しかったなぁ~。

あれから1年になりますが、分水に行くとちょっとライオン食堂のほうに行ってみたりします‥‥。ライオンロスで心に開いた穴、未だに埋められないままです。

ごちそうさまでした。。。。。

お店の住所:燕市下諏訪9-20(2017年10月24日をもって惜しまれつつも閉店となりました)

投稿者:ユキヒロック

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