小須戸線沿いのお蕎麦屋さん、「越水」(こしみず)。
人気店ですが、実はこの日が初訪問 (^o^)>
なんとなく高級そうな感じがしてて、そういうお店でお昼をいただくとなれば、千円超えは確実。
以前、だるまやの記事で昼飯的価格設定について考察しましたが、「なんでもない普通の平日」に「ひとり」で「千円超」のランチってのは、なかなかハードルが高い。
それに、ハードルを飛び越えようってことになれば、せっかくだからってことで、もっとカロリーのあるゴールを目指してクラウチングスタートしがちなのです(謎の陸上たとえ推し)。
てなわけで足が向かなかった越水ですが、いざ入店してメニューを見てみれば、「ぼっちそば 750円」てのがあるじゃないですか。これならイケる! イケてますぜ!
民芸品なざるの感じとか、盛り付け方がかわいい。
いただいてみますと、とても好みのタイプでした。大盛りにしとけばよかったと後悔したくらい(プラス200円だったので諦めたのです)。
おしながきには、
店主が修行した「戸隠」流の盛付けかたの二八ざるそば
という説明がありましたが、蕎麦は十割より二八が好きです。
でも、「ぼっち」ってなんじゃろ?
ググってみましたら、「ぼっち盛り」というのがあるのだそうです。Wikipediaの「戸隠そば」から引用しますと、
一つのざるに5ないしは6束、開口部のつぶれた馬蹄形状に盛る形式をいう。ぼっち(束)の数は戸隠内の地域で変わる。
だそうです。なるほど、「ひとりぼっちで食べる蕎麦だから」じゃないんですねw
さらに調べますと、戸隠村(平成の大合併で現在は長野市ですが)には「越水」という地区があるのだそうです。
たぶん、店主の修行先は越水地区のお店で、そこから店名を取ったのかもしれません。おそばが5束(5ぼっち?)なのも、越水地区に由来するのかもです。
しかし、もっと早く行ってればよかったな。こんな美味しいおソバ屋さんが、こんなソバにあっただなんて。‥‥おあとがよろしいようで (^_^;)
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:加茂市加茂新田10020-2