デコボコした缶のデザインが特徴的な、タカラ焼酎ハイボール。
梅干割り味です。超男梅サワーをいただいた時にオススメされたので、試してみたのです。
男梅サワーシリーズはノーベル製菓とのコラボなので、味も駄菓子な感じで甘いですが、こちらはまったく甘くない。梅干しキャンディーでなく、梅干しのフレーバーです。
本物の梅干しを入れた感じで、風味は濃くないけどナチュラル。キツめの炭酸ともマッチして、良いです。梅、うめぇ~♪ ‥‥とか? グビグビ。
けどさー、あれだよね。商品名がおかしいね、グビグビ。「焼酎ハイボール」なのか「辛口チューハイ」なのか、どっちやねん!
し、し、しかもね、あれですよあれ。ヒック。ハイボールって、そもそも「ウイスキーのソーダ割り」のことなんじゃないの? ど、ど、どゆこと?
む、む、矛盾してるんや、ないかーい! し、し、してるんや、ないんかーい! ヒックゥ♪
うーん、絡み酒ですね、このおじさん(笑)。というわけで調べてみました。
焼酎ハイボールって、矛盾した名前じゃないですか?
ハイ(ボール)、お答えします! \(^o^)/
確かに、ハイボールは「ウイスキーをソーダ水(炭酸水)で割ったカクテル」のことです。
でも、日本ではそこから「蒸留酒をソーダ水で割った飲みもの」もハイボールと呼ぶようになったんだソーダ!w
この場合のハイボールはカクテルの名前ではなくて、「ソーダ水割り」「炭酸水割り」の意味。焼酎の炭酸水割りだから焼酎ハイボールで、矛盾しないのですね。
ちなみに、タカラ焼酎ハイボールブランドサイトの「下町大衆酒場コラム」によると、焼酎ハイボールは戦後まもない昭和20年代に生まれたんだソーダ!(そうだ、そうだ!)
焼酎ハイボールとチューハイって同じものですか? サワーとの関係は?
ハイ(以下略)。チューハイは、焼酎ハイボールの略称です。なので、「酎ハイ」と書くこともあります。
サワーは、本来の意味は、蒸留酒と、柑橘類などの酸っぱいジュースと、砂糖などの甘味料を混ぜたカクテルのことです。甘酸っぱいからサワー。
そこから転じて、日本ではチューハイのこともサワーと呼びます。本来のサワーは海外でも通じる言葉ですが、チューハイの意味でのサワーは海外では通じない言葉なのです。
また、チューハイにも二つの意味があります。
本来は「焼酎の炭酸割り」なので、焼酎を使ってない飲みものはチューハイではありません。酎ハイという表記とも矛盾します。
でも、現在ではジン、ウォッカ、ラムなど、ホワイトスピリッツを使用したものもチューハイと呼びます。というか、缶チューハイはほとんどがこちらの意味でのチューハイです。
こうなったのは、チューハイが酒税法上に存在しないために定義が明確でないからなのだそうです。
◇◇◇
なるほど、チューハイって、実はあいまいな存在なのでチューね。大でもなく、小でもなく、中間的な‥‥チュー缶的な? おあとがよろしいようで。
え? こんなんじゃサゲになってない、って? たまにはこんな時もありますって!
え、いつもそうだろ、って? ええ、そうですとも。しょっちゅうです。ショッチューです。焼酎です。
‥‥大丈夫? サゲていい? おあとがよろしいようで (^_-)
ごちそうさまでした。。。