上川西小学校の近くに、ちょっと土蔵チックな、和風なたたずまいのお店があります。
「めし処 北原」です。ロケ日は2018年3月です。
実は、ずっと店名を「北京」だと思い込んでおりました (^_^;) この外見で、なんでペキンやねん! 雰囲気で気づけよ! すいませんでした。
お初ですのでデフォの「ラーメン」をチョイス。これが‥‥美味しゅうございました! すいませんでした。
グッドルッキングなビジュアル。写真からも伝わるかもですが、長岡らしく生姜醤油系です。
お味のほうもめちゃ良いです。単なる模写で終わらない、調理人の実力を感じさせる一杯になってます。好きです。今までノーチェックだったことが悔やまれます。
蔵王橋と蓮潟交差点の間にあって、なにげに激戦区だと思うのですが、しっかり地元に愛される実力店という感じでした。他のメニューもきっと美味しいに違いないです。
ちなみに、冒頭の写真。看板とのれんに「三つ鱗」が入ってますね。
三つ鱗は、鎌倉幕府の執権・北条氏の家紋なのだそうです。江ノ島の弁財天として有名な江島神社の公式サイトによりますと、
「太平記」によれば、建久三年(1190年)鎌倉幕府を司った北条時政が、子孫繁栄を願うため江の島の御窟(現在の岩屋)に参籠したところ、満願の夜に弁財天が現れました。時政の願いを叶えることを約束した弁財天は、大蛇となり海に消え、あとには三枚の鱗が残され、時政はこれを家紋にしたと伝えられています。
という由来があるのだそうです。
でも、これはさすがにないわ~。はなし盛ってるわ~、盛り過ぎだわ~。
だって大蛇に変身するんですよ大蛇に! 絶対に後付けじゃん! 北条時政もこう叫んだことでしょう、「あの大蛇は一体だれじゃー! だいじゃー!」って(笑)。
追記:「太平記」は歴史書でなく軍記物語で、ぶっちゃけ歴史小説ですので、やはり言い伝えというより創作に近いのかもしれません。
三つ鱗は、現代ではガスのミツウロコのマークとしてのほうが有名な気もします。ちびまる子ちゃんがCMしてますしね。
あと、欧米では「ゼルダの伝説」に出てくるトライフォースを連想する人が多いみたいです。さすがNintendo、インターナショナル。
てか、お店の看板でよくぞここまで話を広げました。自分を褒めてあげたいw
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:長岡市江陽1丁目1-36