三条市 とんかつ三条 日替わり定食 / 人生の節目に、とんかつ三条。

トンカツといえば、とんかつ三条。三条市では古代ローマ時代からそうなっておりやす。

‥‥断言しちゃったね？　大丈夫？　「古代ローマ」って言いたいだけだよね？　なんとなく知的な響きがしますよね？　あ、しませんか？　しませんね？（クエスチョンマーク付けすぎ）

古代ローマはおいといて、「トンカツ食べたい！」となったら、三条市民はまず「とんかつ三条」の名前を挙げると思います、やっぱり。

新潟名物「タレカツ丼」もあるので、県外からのお客様をお連れする時にも重宝します。てか、最近はむしろそっちで有名かも。

新潟市発祥のタレカツ丼を三条市内で最初に提供したのはとんかつ三条という説もあるようです（原仙説もあるみたいです）。あと、釜飯も名物です。

というわけで店内にインしたわけですが、トンカツ専門店って「ちょっと待たされてなんぼ」ってとこ、ないですか？

とんかつを　待ってる時間も　いと楽し

そんな句があるかないか知らないけど、てか、今作ったんですけどｗ、やはり「空腹が最高の調味料」なのです。でも、待ち時間であることは確か。

その待ち時間を、とんかつ三条ではより有意義に使うことができちゃう。無料食べ放題の「ゆで卵」が常備されているのです。

注文後の待ち時間にゆで卵を食べるべし、食前酒ならぬ食前ゆで卵。それがとんかつ三条の流儀、作法、セブンルール（なんでやねん）。

でもですね、これがですね。一個じゃ足りず、二個だと多い。三個食べたら大杉漣！

ここは「ゆで卵は二個」ってことで折り合いませんか？　それで今後とも仲良くやってこうじゃありませんか！

自分の胃袋との和解が成立したので、ゆで卵を二個食べつつ、待ちます。殻を割る所作は祈りにも似て、そこはかとなく美しい。コンコンと響く音も風流かな、風流かな。

そうこうするうちに料理が出てまいりました。じゃじゃじゃじゃーん♪（運命）

「日替わり定食」です。

なーんと！　おごってもらいました!!　その節は大変ごちそうさまでした。2018年5月のお話です。

この日のメインおかずはこんな感じ。

左から、串カツ、鶏から揚げ、ヒレカツ（だったかな～?）。

ミックスカツ定食と呼びたい構成ですが、実はメニューには「ミックス定食」があるのです。エビフライ・ヒレカツ青じそ・チキンカツです。

なので、この日替わりにあえて名前を付けるなら「ミックス」を避けて‥‥「愛はトン勝つ定食」！　とか？　古い？

三つの中での主役は、やはりヒレカツ。

実はワタクシ、基本的に「トンカツは絶対ロース派！」なのです（‥‥知らんがな）。

なのですが、とんかつ三条のヒレカツは美味い！　衣が個性的と言いますか、パン粉が細かくて、独特のカリカリ食感。

てか、何を食っても美味い！　美味いしかない！　トンカツなのに「ウマいシカ」とはこれ如何に！

そして、重要なお知らせです。ご飯と味噌汁はおかわり無料！　ご飯と味噌汁はおかわり無料！　大事なことなので2回言いました。

「えー!?　それ先に言ってよ～！　だったら食前ゆで卵は一個でいいじゃん!!」

胃袋さんのツッコミが入りました。すいません、ペース配分知らずでｗ

ともあれ、これで「カツひと口に対してご飯ひと口」という夢の配分も実現可能。ですが、それには最低でも4～5回おかわりしないといけません。

また、脇役の漬物（キャベツ辛子漬け？ と大根壺漬け）もご飯のお供としていい仕事します。莫大な量のライスを消費してしまうかもしれません。

そうなると米騒動勃発の危機ですので、そこを念頭に置いて、各自ペース配分ヨロシク！　ちなみに無料サービスはもうひとつあって、お子様はわたあめがもらえます。

トンカツ。それはお腹と心を満たすのに最もふさわしいごちそう。

長い人生、悲喜こもごも（って「交交」と書くんですね、ごもっともですね）。うれしいことがあったらトンカツ、悲しいことがあってもトンカツ。お腹いっぱい食べれば、幸せで心もいっぱいに。

人生の節目節目にとんかつ三条、いかがでしょうか。

ごちそうさまでした。。。。。

お店の住所：三条市東三条1丁目3-27

公式サイト：とんかつ三条

追記：「空腹は最高の調味料である」という言葉は、キケロの著作にも出てくるのだそうです。キケロといえば古代ローマの哲学者、期せずして古代ローマ！　偶然だぞ！