2019年11月、本寺小路の名店「たん吉」のおやっさんが亡くなられました。
最近あまり体調が良くないと聞いていたのですが、それでもずっとお店に立ち続けていたおやっさん。その姿を忘れることはありません。心からご冥福をお祈りいたします。
以下の写真はこれから記事にする予定だったものです。通常の3回分を1つにまとめ、追悼とさせていただきます。
まず、2018年6月末にいただいた「ソース焼きそば」。
つまみとして皆でシェアした思い出。
でも、この後、夏くらいから出していませんでした。体調を考えて、手間のかかるメニューを減らしていたのです。
あと、冠メニューの「たん吉ラーメン」。
刻んだ長ネギがドドン!
ひき肉、ザーサイ、タマネギのあんかけスタイル。豆板醤の辛味に、大量のニンニク! 本寺小路の〆ラーメンは絶対これでしょう!
お酒の後の五臓六腑に染み渡る、たん吉の代名詞的存在でした。翌朝は口臭が目に染み渡るけど、なぜか二日酔いを防いでくれました。
そのほぼ翌週・2018年7月初めにいただいたもの。
私としては珍しいチョイス、ノーマルのラーメンです。
‥‥にしてはチャーシューでかっ!
あれ? チャーシューメンだったかな? それともサービスしてくれたんだったかな? 記憶があいまいですが、ここはノーマルのラーメンということで。
たん吉ラーメンの影に隠れがちですが、「やっぱ普通のラーメンが一番!」という人も多いです。ラーメン店としての実力をうかがえる一杯と思います。
2019年8月・お盆の頃にも行きました。とりあえず餃子、トリギョー。
ニンニクが効いてます。てか、直にニンニクかじってるみたい (^_^;
ドクターXふうに「私、におわないので!」な今どきの餃子とは、ワケが違う! でも、これでこそ餃子、昭和の餃子!!
またもや焼きそば。
好きだったもんなー。安心の味です。
そして、「たん吉納豆」。
たん吉ラーメンの納豆トッピングです。うずらの卵ものって、「ラスボス現る!」って感じですよね。たん吉、究極の一杯かも。
納豆は、大粒のを、それも今風の小さめ3パックセットのやつでなく昔風のデカイのを、丸ごと1個分使う。それがたん吉流。
そういう気持ちのこもったお店でしたが、これが最後の一杯になってしまいました。実はこの後、2019年9月末で一旦閉店していたのだそうです。知りませんでした。
お酒の飲み方を知らない若造の頃、正体をなくすような失敗を何度となく繰り返しましたが、最後にたどり着くのはいつもたん吉。
オトナになった今は失敗しなくなりましたが、それはたん吉のおやっさんが叱ってくれたからかもです。
‥‥いや、今でも数年に一度くらい失敗しますねー。オトナになったのは腹回りだけですねー。また、おやっさんに叱られたいです。
本当にお世話になりました。そして、本当にありがとうございました。どうか安らかにおやすみください。
なお、旧ブログでのたん吉の記事はこちらになります。よろしければご覧ください。
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:三条市本町2丁目4-13
昨日の葬儀に参列した親戚です。
記事読みました。ありがとうございます。
あのぶっきら棒な口調なのに凄く優しくて人間味のある感じはお客さんにもだったんですね。
僕も近年食べに行けてなかったのが後悔です。
この度は、ご愁傷様です。コメントいただき恐縮です。本当にありがとうございました、お疲れ様でした、、とお伝えしたい気持ちで書かせていただきました。ご冥福をお祈りします。
今朝の三条新聞に「御会葬御礼」と並んで「閉店のお知らせ」載ってましたね。。。
19歳の頃は一年ほど水商売に就いていたので、仕事が終わると毎晩行っていた時期がありました。よくわがまま聞いてメニューにないつまみや試作品食べさせてくれたなぁ。
あのお母さんが怖くてねぇ。(笑)よく怒られたものです。(爆)
今頃、あのお母さんと天国で仲良くしてるかな。もう一回くらい行っておけば良かった。
今までどうもありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。
コメントありがとうございます。私の周囲からでも多くの方から思い出話やお悔やみの言葉をお聞きしました。
奥様と天国でまたお店されてるでしょうかね。(^^)