200円カレーのお店、オリオンカレー。
東三条駅前で頑張っておられたのですが、2019年に閉店。‥‥残念です。「応援したい!」とか言ってたわりに気づくのが遅くて、申しわけないのです。
これは2018年7月にいただたいたやつ。
題して「在りし日のオリオン」‥‥そんな曲ありそう?
200円のSサイズです。ふたつ買っても400円、驚愕のワンコイン以下!
ボリュームも十分にあります。ワタクシめは2個食べてしまいましたが、まー、胃袋のサイズが一般的な方の倍ですからね! 体重もね!! (^_^;)
「こんなもんでしょ? 値段が値段だし‥‥」みたいにやさぐれた感じはなく、味も盛り付けもていねいです。品格のある200円カレーだったと思います。
そういえば近年、「カレー王国新潟」みたいな雰囲気をなんとなく感じたりしないこともないわけではありませんよね?(遠回しすぎる表現)
「新潟市はカレールーの消費量が日本一!」ってことでそう言われてるらしいのですが、こちらのこまちウェブの記事によると、もう日本一じゃないのだそうです。
総務省統計局の家計調査のページで過去データをたどってみましたら、そもそも調査項目は消費量でなく、支出金額と購入数量でした。
新潟市は、2013年(2011年~2013年の平均値)までカレールウの支出金額が1位だったのは事実ですが、購入数量は5位近辺に留まってることが多いのです。てことは、物価のせいで支出金額が1位だった可能性もありますよね。
でも、最新の統計(2017年~2019年の平均)では購入数量も増えて、支出金額・購入数量ともに1位鳥取市、2位新潟市となってます。ワンツーフィニッシュ!
購入数量も多いのであれば、「新潟市民は家庭でカレーを作って食べる機会が多い」と言い切れるのではないでしょうか。「新潟市民はカレールーを大量に買い置きしてる」ってのも考えられなくはないですけどね (^_^;)
東京都区部を始めとした100万都市はカレールーの購入数量が少ないのですが、それもカレーを外食する機会が多いってことなのかもです。
ちなみに、新潟で最初にカレーを出したお店は、あの「ホテルイタリア軒」なのだそうです。
イタリア軒公式サイトのヒストリーのページによると、イタリア軒はもともとはレストランで、創業者はピエトロ・ミリオーネさん。
ミリオーネさんは名前からも分かるとおりイタリア人で、フランスのサーカス団のコックとして来日したけど、大怪我して新潟市に置き去りにされてしまい、その後もいろいろあってイタリア軒を開業したのだそうですよ。
「イタリア軒」という名前は新潟県民には馴染み深いですけど、実際にイタリア人が開業してたとは‥‥。ビックリです、イタリア人もビックリ (∀`*)ゞ
イタリア軒のレストランでは、朝食に「明治8年から続く伝統のカレー」を提供してるようです。新潟市へ旅行する機会があったら、イタリア軒に宿泊してみてはいかがでしょうか。じゃらんのホテルイタリア軒のページはこちらです。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:三条市東三条1-8-22