前回に続き東京編です。
板橋区の加賀前田家下屋敷跡などを見物し、鈴本演芸場にも行って、2018年末の東京タイムトラベルもあっという間に終了。上越新幹線で帰路につきました。
車内でのお楽しみは、これ。
駅弁です。崎陽軒のシウマイ弁当です。先回は東京駅で購入しましたが、今回は上野駅で購入。
ここで問題です!(唐突)
上の写真は「下りの上越新幹線」内で撮影したのですが、ひとつおかしな点があります。それはなんでしょう? シンキングターイム! あっはっはっはは~ん♪(ごっつええ感じのコントか!)
まちがいさがし、正解はこちら!
「新潟に戻るはずなのに新潟土産の笹団子が写ってる」でした(笑)
一緒に行った先輩がお友達へのおみやげとして持参したのですが、その方とは会えなくて持ち帰ることになり、おすそ分けをいただきました。
新潟県民だと特にですが、笹団子を新幹線の中で食べる機会って少ないですよね。そのせいもあってか、笹団子のおいしさとインパクトある見た目に改めて感心しました。「本物の笹」って、すごい!
それはさておきシウマイ弁当。
この黄色いパッケージ、実は二種類あるのだそうですよ。
こちらの東洋経済オンラインの記事によりますと、崎陽軒の本社がある横浜の工場で作られたシウマイ弁当は昔ながらの包み紙にひもかけのパッケージで、東京の工場で作られたシウマイ弁当は上の写真のようなかぶせる蓋のパッケージなのだそうです。へぇ~、ですよね。
ひもかけスタイルは伝統的で本物感ありますけど、近代的なかぶせ蓋スタイルもパカッと開ければ‥‥
本物の経木の内蓋が、行儀よく登場!(ダジャレ)
経木に似せた発泡スチロールでなく、本物の経木なところがポイント高い。本物の笹で包んでる笹団子と同様ですね。
これをペリペリとはがしますと‥‥
蓋裏に 付いた飯粒の 愛しさよ(字余り)
嗚呼、愛しい♥ いただきます。
車中の缶ビールのツマミになりつつ、きちんと白めしを摂取させてくれるオカズの布陣。崎陽軒のシウマイ弁当、やっぱ完璧なバランスです。
頭の中に「駅弁の完全体」という言葉も浮かんできますが、でもでも、ひとつだけ。ひとつだけ残念な点が。
それは醤油差し。よくあるプラスチックの醤油さし(たれ瓶)な点です。
崎陽軒のシウマイといえば陶器製の醤油さし「ひょうちゃん」ですが、ひょうちゃんが付いてるのは「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」で、シウマイ弁当には付いてないのです。
もしシウマイ弁当にひょうちゃんが付いてたらほんとに完璧だと思うのですが、コスト的に難しいのでしょうか? それか、駅弁だから分別せずに捨てられるようにってことなのかな?
でも、ひょうちゃんなら捨てずに持ち帰ってコレクションしちゃいますよね。現在のひょうちゃんは三代目で、顔が48種類もあるのだそうですよ。
初代のひょうちゃんは漫画家・横山隆一さんのデザイン。横山さんは、我々アラフィフ世代にはアニメになった「フクちゃん」の原作者としておなじみですね。
二代目は「オサムグッズ」で有名なイラストレーター・原田治さんのデザイン。三代目になったのは2003年からで、崎陽軒横浜工場のリニューアルに合わせて初代の絵柄を復活させたのだそうです。
あ、いつの間にか「ひょうちゃん話」になっちゃいました。これがほんとの「ひょうちゃんから駒」‥‥とか? おあとがよろしいジャン!(ハマっ子か!)
ごちそうさまでした。。。。。