ずっと気になってて、何度か行ってはみたものの、たどり着けなかった食堂。
それが見附の橋本屋です。2019年2月のお話。
お百姓さんの家的なたたずまいの、隠れ家的な食堂‥‥にしても、隠れ過ぎちゃーいませんか?(笑)
通りから引っ込っんだところというか、奥まったところにあるのですが、道路沿いには目印みたいなものは出ておらず。
しかも手前に建物があって、完全に隠れてるわけではないけど見つけにくい。見附なのに? (^_^;)
カーナビもうまく案内してくれませんでした。もし入口の看板とのれんがなかったら、きっと永遠に見つけられなかったことでしょう。
攻略法としては、お店の前の道を北から南へ、県道242号へ出る感じで進むこと。このほうが発見しやすいと思います。
初見殺しのラビリンス、とりあえず入りヤンス。
赤いのれんをくぐると、そこは民家であった。
いえ、お店です。でも、「ひとんち感」ありますよね。入って左側が客席で、テーブル席に椅子が4脚。その奥に小上がりがあって、こちらには座布団が6枚。
たしか右側にも小上がりがあって、4人座れるくらいだったと思うので、4+6+4=14人で満席‥‥ってことですね (^^)
メニューはこのようになっております。
ライス | 150円 |
ギョーザ | 250円 |
中華そば | 550円 |
中華そば大盛 | 650円 |
チャーシュー麺 | 700円 |
チャーシュー麺大盛 | 800円 |
シンプルイズベスト。
事前調査で「ギョーザは土日だけ」と判明しておりましたので(ライスもだったかも)、こちらをお願いしました。
「中華そば大盛」です。
初めてのお店でも大盛るのに躊躇なし‥‥いや、そこはもっと慎重になったほうが身のためですぞ、大盛りくん!
具は、チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギに、おっと出た!
崖の上のポニョ! いえ、海苔の上のコショ(胡椒)!
ヤッター! 久しぶりに、キターーーーーーーー!
これですよ、これ。アタクシ、こういうのを探し求めてラーメン放浪記を書き続けておるのです。たまりませんわ♪(‥‥マカロニほうれん荘?)
ルックスに違わず、お味のほうも正統派。非の打ち所がない「食堂の中華そば」。初めてなのに懐かしくって涙が出ちゃう。コショウでクシャミも出ちゃうかも? (^_^;)
あっと言う間にこうなりました。
どんぶりの底にはコショウ、まるで砂金のよう。
カルフォルニアがゴールドラッシュに沸いたのは1849年だそうですが、それから170年。アタクシも見附で橋本屋という金脈を掘り当てました。
知られざる名店、まだまだあるものですね。しかも、三条からそんなに遠くないところに。
そういえば、店名は重遠橋のたもとに近いから橋本屋、ってことなのでしょうか? それともやっぱ橋本さんだからかな? 壁の看板は「橋本屋」ですが、タウンページでは「橋本屋飲食店」になってます。
ちなみに、アメフトのフォーティーナイナーズはゴールドラッシュに殺到した山師たちにちなんで命名されたのだそうですよ。英語だと「49ers」で、日本語に訳すと「49年組」になるみたいでした。
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:見附市傍所町369