三条市 来来亭 三条店(閉店) こってりラーメン / 京都と燕の意外なつながりとは?

残念ながら2020年3月に東区の新潟松崎店と統合された、来来亭三条店。

来来亭三条店の外観

今となっては懐かしさえ感じる黄色い看板。ちなみに2020年9月からは「生姜拉麺 香月」が営業しております。

好きだったお店がまた減ってしまって、とても切ない。

個人的には、来来亭はやっぱこれでした。

来来亭三条店の無料ライス

ランチタイムの無料ライス。

三条店の独自サービスで、無料なのに大・中・小とサイズを選べて、そこが好きでした。

もちろん私はいつも大、迷いなく大。卓上に常備された梅干しという強い味方がおりますので、大で食いなし。いえ、悔いなし。

そのライスの相棒は‥‥ってか、こちらが主役ですね。

来来亭三条店のこってりラーメン

「こってりラーメン」です。

低加水の極細麺+濃厚鶏ガラスープ+背脂、というのが新鮮だったのですが、三条もんの好みには合わなかったのかなぁ~? 残念です、三条も背脂ラーメンの文化圏なのに‥‥。

こってりといえば天下一品が有名ですが、それに比べればアッサリしています。そういえば、天一も来来亭も京都発祥のお店ですね。

薄味なイメージがある京都ですが、意外にもラーメンはこってり。薄味で和風な「京風ラーメン」というのも存在するらしいのですが、地元の人からは認められてないみたいです(Wikipediaの京都ラーメンより)。

京都ラーメンの味が濃い理由には諸説あるようですが、そのひとつに新福菜館の影響とするものがあります。新福菜館は秋葉原にもお店があったりして(支店でなく暖簾分けみたいですけど)、有名ですよね。

そして以前大盛り研究所でも書いたように、新福菜館の創業者・徐永俤さんは、燕背脂ラーメンの発祥店である福来亭の創業者・徐昌星さんのご親戚だそうなのです。

京都ラーメンと、燕背脂ラーメン。一見無関係なようでいて、実はつながりがあるという、壮大な浪漫。

そんな京都ラーメンの流れを汲む来来亭が、背脂文化圏の三条市に出店していたのも不思議な縁があったから‥‥かも?

ごちそうさまでした。。。。

お店の住所:三条市荒町2丁目448-3(2020年3月29日をもって営業を終了しています)

投稿者:ユキヒロック

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