加茂市の「みのり弁当」。加茂川沿いに建つ、個人経営のお弁当屋さんです。昔は結構、「〇〇弁当」「〇〇亭」「〇〇ちゃん弁当」みたいな個人経営のお弁当屋さんがありましたが、すっかりチェーン店に凌駕されてしまいましたね。
そういう意味でも貴重なお店です。メニューを眺めてるだけで嬉しくなってきますが、やはりこちらのお店の1番人気は「唐揚げ弁当」だと思われます。
おかずと、白飯の二段重ね。 脇から覗きますと…フタが閉まっておりませぬ。そんくらいのボリュームとサービス精神に感動しかありません。「フタの閉まらない弁当」こそ、正義! ジャスティス!なのであります。
赤ウインナーと大根のさくら漬けと、紅白かまぼこ以外は、茶系色でコーディネート。コーディネートはこーでねぇーと。昔からブラウニーなお弁当ほど美味しいと相場が決まっています。(俺調べ)
この日は珍しく、ライスは大盛りではありませんが、これで普通盛りってことに改めて驚いた次第です。まさに「みのり」多きお弁当…それが「みのり弁当」。何度も言いますが、ご飯の炊き方がかためで、すごーく好み。
みのり弁当さんでは、唐揚げは揚げたて、ご飯も暖かいものを詰めてくれますので、すぐにいただけば暖かいお弁当になります。煮物は冷たいのですが、その味の浸みたのがまた、美味しい。
往々にして、お弁当を温める派と、温めない派に分かれると思いますが、基本的に「冷たいご飯」が好きか?嫌いか?というのがポイントになってくると思います。冷めたご飯を食べる習慣は海外では珍しいそうす。
実は、日本のお米の種類「ジャポニカ米」ってのは粘りが強く、アジアで多く食されるインディカ米に比べ、冷めてもおいしいことが特徴なのだそうです。ジャポニカ米を主に食べることが、お弁当を温めて食べる習慣がない理由の一つではないかと言われてるそうです。
また、おかずに対しても、味付けを濃くしたり、水気が出にくい物、時間がたっても状態が変わりにくい物が弁当箱に入れられたりするなど、冷めてもおいしく食べられる工夫がされているのが理由だそうです。
なるほど、弁当になりました…いえ、勉強になりました。(^^)/
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:加茂市石川1丁目1-17