燕市の分水駅の近く、市街地・商店街の通りにあります「ねこの鍵」。店名がお洒落♪
ネッコで…いえ、ネットで調べますと、「猫の尻尾は、幸運を引っかけるかぎしっぽ」という云われから付けられたそうです。理由もお洒落♪
看板には猫の後ろ姿のシルエット。確かに尻尾は鍵みたいに曲がっております。
「らーめん・ダイニング」とも描いてあるように、バーカウンターもあり、夜にはアルコール提供のダイニングのような雰囲気もあるようです。
以前は居酒屋だった建物を改装されています。店主はラーメン好きが興じて脱サラ?開店されたそうです。(全部、ネッコ情報…いえ、ネット情報ですみません。)
だからなのでしょうか?…なんとなく、そういう「気合い」みたいなのを感じますにゃ~。
「しょうゆらぁめん」です。
長岡生姜醤油ほどではないですが、少し生姜の香りがする醤油スープで、麺は中太もちっと系。故意に入れてる訳ではないような、うっすらと背脂が浮いてます。具はチャーシュー・メンマ・ほうれん草・海苔が二枚。
なるほど、、、もしかすると二大看板のもう一方…「潮らぁめん」のクオリティを大いに期待しちゃって良さそうなお味でした。ラーメンに対する真面目さが伝わってくるお味。
後日、潮らぁめんもいただきましたが、予感は当たっていました! 潮らぁめんも美味しかったです!
ちなみに猫の「かぎしっぽ」について調べてみますと、要因は「HES7遺伝子」という遺伝子だとされているそうです。インドネシアやマレーシア周辺など、東南アジアや中国南部の地域が発祥だと考えられてるそうです。
かぎしっぽの猫は日本にも多く、特に長崎県に住む野良猫は実に約8割がかぎしっぽだそうです。
これは、江戸時代のオランダとの交易が関わっています。オランダ貿易といえば長崎県の出島ですが、オランダ船の拠点の一つがインドネシアにあったのだそうです。
そこからやってくる船には、積荷をネズミから守るための猫が乗っていました。船と共にやってきたインドネシアの猫たちは長崎に住み着いて、今でもその子孫たちが長崎には多く生息しているのだそうです。
かぎしっぽの猫は、日本や中国では蔵の錠前のような形が財産を守ってくれるとして商売繁盛のお守りとして大事にされたそうです。
また、ヨーロッパでも鍵の形が「幸運をひっかけてくれる」ということで縁起が良いとされているのだそうですよ。あちらでは鍵尻尾の猫がとても珍しいそうで、見かけるだけでもラッキーだと言われてるそうです。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:燕市分水桜町1丁目3-21