2020年7月26日をもって閉店されてしまった、三条市の「らーめん 炎」。
自分はあまり、味噌らーめんを率先して食べないのですが、三条市内ではこちらのお店の味噌らーめんが、一番好きでした。
(おそらく)最後に行った時の写真が出てきましたので、回顧録的なお話をさせてください。
もともと「よね蔵 燕三条店」のところで「えちご屋 中べい」として営業されていて、そこから数年間ブランクがあり、コメリの三条ピアで開店されたのが、この「らーめん亭 炎」でした。
「えちご屋 中べい」は、呑んだ〆には勿体ないほどのラーメンだったので、ブランク中、県央のラーメン好きには伝説のような存在となっておりました。
ちなみに、三条ピアのこの店舗はもともと「八角亭」で、うちの母親が大好きだったので、子供の頃は時々連れて行ってもらってました。
あっさりした醤油味の細麺ラーメンがとても優しく、いま思えば、とてもノスタルジックな味わいの一杯。
そうだ、そういえばいつも、おにぎりと一緒に食べてた記憶です。おにぎりとラーメン…ちょっと、キュン♪となる取り合わせですね。
「らーめん亭 炎」として新たに開店されたばかりの時は、お母様と一緒にされてたんだと思います。
客席多いし、太麺だし、たっぷりの野菜を炒めないとだし、提供まで時間がかかって「時間ないからもういいや! お勘定!」「あ、いえ、お待たせしてすみません、お勘定は結構です」みたいな会話を何度か聞いたことがあり、少し不憫に思ったことがありました。
でも、その後は店名の通り。野菜を炒める炎がオープンキッチンのコンロに高く上がって宅急便、いや、宅配便、いえ、郵送…そう、勇壮でした。
黄色いゴワっとした太麺に、濃厚な味噌スープ。巻の八珍亭ぽくて、いわゆる「新潟濃厚味噌らーめん」の仲間に入れてよいと思います。
二日酔いの時は、なぜかこちらの味噌らーめんを体が欲して、その旅に、足袋に、いえ、その度に足を運んでおりました。午後からシャキッとできる、二日酔いの特効薬だったんです。
ぜひ、もう一度食べさせていただきたいです。復活、そろそろいかがでしょうか?(ラブコール♪)
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:三条市須頃3丁目10(残念ながら2020年7月に閉店されました)