毎年恒例の行事がなくなってしまうのは悲しい。
お誘いしてもらい2年連続で参加させていただいてた年末恒例の「越乃しらさぎ 新酒初呑み切り会」は、残念ながら今回、記事にさせていただいた2019年が最後になってしまいました。(2017年の記事はコチラ、2018年の記事はコチラ)
2019年の開催場所はいつもの三条市帯織9558の「割烹 あめや」さん。
第一部は1階で講義やバイオリン演奏などがあって、第二部は2階に移動して割烹の美しい料理を楽しみながら、三条栄地区の日本酒「越乃しらさぎ」の新酒をいただくという粋で贅沢なイベントです。
テーブルの上に配られた主役の登場に沸き立ちます。「自然農法 三条栄地区産有機米の酒 越乃しらさぎ 純米吟醸」。
淡いピンクのラベルが可愛らしく、白鷺のイラストが描かれています。製造年月日が2019.11となっています。紛れもなく2019年の新酒なり!
「新酒をチラリと見ただけで、ゴクリと喉が鳴りにけり。」
主役を引き立てる美しい宝石のような割烹料理たち。
ほほほ、溜まりませんなぁ~♪
居酒屋などで見かける、やたらでっかく切ってるお刺身とかありますが、あれは頂けませんなぁ~。良い食材を使ってるならまだしも、大きく切っちゃうと冷凍の臭みを助長するだけだと思いませんか? 口の中でとろけるくらいのお造りがよろしいかと思います。
子供の頃は苦手だった酢の物が、ようやく美味しく感じるお年頃になりました。
苦味とか酸っぱ味とかって、大人になるにつれていろんな味を経験し、舌が冴えて美味しく感じるのではなく、逆に舌が鈍化・麻痺して食べれるようになるそうです。子供の舌の方が正しいようです (>_<)
新潟の郷土料理「のっぺ」。
やはり、新潟のお酒にはこの「のっぺ」が一番合うと思います。里芋の甘味、美味さを引き立たせる、ユリ根と銀杏の苦味がポイントですね。(これまた、鈍化した大人の舌が故に…)
この会は、なんと「越乃しらさぎ 酒粕」の手土産付き。まー、なんて気前の良いイベントなのでしょう。素晴らしい♪
この後、誰も想像だにしなかったコロナ禍も始まり、この新酒呑みきり会自体は2019年を最後となりました。
お酒自体は2020年に最後の仕込みをされて12月に販売されましたが、これっきりで終了が決定されました。三条栄地区の酒屋さんにはまだ冷蔵保存されているものが少し残っているかもしれませんが、1年経ちますと熟成され色味も味わいも深くなり、それもまた美味しいのですが、新酒の初々しさはもう味わうことができません。
毎年、この会を楽しみにしていて、「来年も美味しい新酒が飲めるよう、心身健康でまた一年も頑張ろう!」って思えてたのに、残念で残念でたまりません。
会の主催者様、有機農家の方々、仕込みの蔵元(麒麟山酒造)様、割烹あめやさん、第一部の講師・バイオリニストさんをはじめ、私をこの会に誘ってくれたヨコさんと、席を共にし、ひと時を楽しく美味しく過ごしていただいた参加者の方々に感謝です、ありがとうございました。
そして、
ごちそうさまでした。。。。。
Facebookページ:越乃しらさぎ