ここ10年くらいでしょうか? 三条市では「三条カレーラーメン」で町おこしと言うムーブメントがありました。急ごしらえのB級グルメではなく、「あれ?三条の食堂ってカレーラーメンというメニューがだいたいあるよね?全国的にはそうじゃないんだ?」という「気づき」から再認識されたというのが本当のところと思います。
そんな三条カレーラーメンは、大きく分けて2派あります。いずれも煮干しの効いた醤油ラーメンがベースなのですが、一方はラーメンにカレーを掛ける「掛けタイプ」と、スープにカレー粉が溶解された「スープタイプ」。
掛けタイプであれば、自分の中の不動のNo,1は三条市荒町の「泉食堂」。
「いやいや、ラーメンに掛けたカレーが旨いだけじゃん?!」
と思われるかと思いますが、わたしも最初はそう思っていたのですよ、でもラーメン単品だけと、カレーライス単品だけを食べたのでは、どちらも物足りないんです。
ラーメンとカレーが一体になって初めてその美味しさが発揮されるのです、やはりニコイチの強みなのです。
三条カレーラーメンは足し算でなく、掛け算になってる気がします。
具沢山カレー。確かにカレー単品美味しいですよ、でも煮干しの効いた昔ながらの三条の醤油ラーメンに掛けることで旨さ倍増、原田泰造なんですよ。曲がったことが大嫌いなんですよ!
そして、麺は三条の食堂で採用率の高い、太洋軒の緑の麺。組合とかで推奨されてるのかしら?
あら、もうカレーの黄色に染まってて、緑だかよくわからない状態で、、、ご麺。(^^♪ もともと、写真に写りにくいくらいの薄緑な麺なんです。
まー、どちらかと言えば暖色でなく、、、寒色! で、完食!
「うんまかったぁ~♪」
三条カレーラーメンで、掛けタイプをお試しされたい方へは泉食堂おススメしております。ちなみに、スープタイプは「正広食堂」がメディアに多く取り上げられてるので、正広さんも良いですが、やっぱ「大黒亭」が自分の中のカレー中華です。
あ、そもそも三条っ子としては、「カレーラーメン」と言う呼び名より、「カレー中華」って呼んでた記憶です。
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:三条市荒町1丁目2-8