三条市の下田地区で採れたサツマイモ、わき水、米麹で作ったこだわりの芋焼酎「しただの芋焼酎 五輪峠」。生産量が少ないため、幻の焼酎といわれてるそうです。
2020(2021)東京オリンピックの年に掛けて命名、生産販売されたそうですが、残念ながら1年延期。でも、そんな2020年製の、ある意味貴重な一本。
原料のサツマイモは地元農家が栽培した「黄金千貫」で、下田のわき水を使っているそうでして、蒸留を新潟県新発田市の金升酒造に委託してるそうで、芋麹ではなく米麹を使っているので、独特のアルコール臭が抑えられ、スッキリとした味わいに仕上がってるのだそうです。
私の感想はすっきりと言うより「濃厚」って印象でした。嫌味のある芋の臭みって言うのではなく、味に深みがあると言いますか、芋の良さが出てるように感じました。
商品名の「五輪峠」は下田地域内の飯田(いいだ)と牛ヶ首(うしがくび)集落の間を結んでいる峠名です。
最近では河井継之助が主人公の映画「峠 最後のサムライ」が話題ですが、長岡から会津に抜ける「八十里越」で詠んだ句「八十里 腰抜け武士の 越す峠」自嘲の句に出てくる峠も下田地区です。
そして、夏い暑、、、もとい、暑い夏にこんな呑み方をしてみました。
シャーベット系でレモンの輪切りが1枚乗ったアイスの「サクレ」に、この五輪峠を注いで一献。
アイスのカップにちびちびと、つぎ足しながらゴクリと飲み干す夏の夜の夢。
「さーいーこーじゃーん! さーいーこーじゃーん!」
良かったらお試し遊ばせ。
ごちそうさまでした。。。。