三条市の中華亭です。燕市の分水にも中華亭がありますので、私の中では(三条)中華亭として区別しております。
看板は白地に赤文字、サイズは大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度良い大きさ。つまり大でも小でもなく…中か?…中華亭だけに。
その看板に書かれた「中油・大油・ギョーザ 中華亭」の文字。燕背脂ラーメンを知らない方が見たら、「え?燃料屋さん?!」って思う可能性も無きにしも非ず。
いえ、非ず。(笑) …ないわー!!
説明いたしますと、中油や大油ってのはラーメン(中華そば)の上に掛かる背脂の量を選べるシステムとなっておりやす。
このくらいの背脂が、量を選ばなかった時のデフォルトなオイル量。大油の場合は、具材が見えなくなるくらいの背脂が掛かって参ります。案外(三条)中華亭のデフォの油は少なめのような気がします。
「え?! 少ないか~?」
麺は平たい極太麺で、燕背脂ラーメンの独特の麺です。燕背脂でもこんなに太い麺でないお店もありますが、現在、燕背脂ラーメンの本家本流にあたる燕市の「杭州飯店」さんの麺に近しい麺と思います。
芳醇な煮干しと醤油の香り。エッジの効いた醤油ですが、背脂と相まってマイルドになり、一度食べたら癖になること間違いなし!
ま、好みですけどね。 初めて食べた方は驚くかと思います。
ネギは玉ねぎ。辛味が加わることで更に独特の刺激が増します。
今回のロケ日は2021年1月ですので、おとそ気分も抜けずに「餃子いっちゃいましたぁ~♪」。たぶん、息子に奢ってもらったんだと思います。単独では餃子を頼むことがほぼありません。
「だって、だって、今月の星座占いで、餃子が一位だったんですもの!」
…って、とうとう星座がみずがめ座でも、しし座でも、さそり座でもなく、「餃子」になりそうなくらいの餃子好きの癖に…ケチなのよね。
「うわぁぁぁああああ~ん♪」
見ただけで絶対に旨い餃子感、その美味しさが伝わりますよね? なのでもう…何も申すまい。(急に武士!)
燕背脂ラーメンについては、当ブログの大盛り研究所『背脂の系譜~燕背脂ラーメン・ファミリーツリー』をご参照いただければ、これ幸いと存じます。
ちなみに、「中華亭」の名を聞きますと、五代目 古今亭志ん生さんを思い出します。志ん生さん小噺には鼠がよく登場します。
「おい!これ見てみろよ! 俺こんなに大きなねずみ捕まえたんだぜ!!」
「大きいじゃねえか!!」
「小せぇ!」
「大きい!」
「小さい!」
「大きい!!」
「小さい!」
檻の中で、ねずみが…チュウ
…って小噺を思い出します。(^^♪ 冒頭の看板の話は、そんな五代目 古今亭志ん生さんへのオマージュだったんです。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三条市西裏館1-14-21
私も餃子が好きです。今度、機会があれば、行ってみたいお店です。ところで、シュウマイの美味しい所ご存じですか?私は、ギョウザと同じくらいシュウマイが好きです。以前、会社の同僚に、どちらが好きかと聞かれ、困ったことがあります。どちらも好きです‼
新潟のシュウマイですと、新発田駅前の本田屋食堂さんが有名と思いますが、未だ私も食べたことがありません。
食べたことのあるシュウマイでは、長岡市栃尾の鈴多食堂さんでしょうか。ラーメンとセットで丁度良い感じです。
とは言え、崎陽軒のシウマイ弁当が抜群と思います。(^^♪