燕市吉田の国道116号沿い、ファッションセンターしまむら吉田店の隣にあります「ラーメンまっちゃん」。
そうなりますと、やはり「浜ちゃんは何処に?」ってことになるかと思いますが、「ドーナツ屋さんで、フレンチクルーラーを食べとるがな!」で良かったでしょうか?(^_^;) チキンライスが好きだったんじゃないのか?!(^-^)/
「ラーメン」の暖簾が掛かっていますが、夜は和食な一品料理屋さんで、「昼はラーメンや定食も出してますよ。」って雰囲気です。
…ですので、ラーメンは和食職人さんが作るラーメンって感じです。
そこはかとなく気品を感じる一杯。
茶道のように一旦、丼を回してから口をつけたくなるような、そんな作法を重んじたくなるような気持ちになりました。(そりゃ、どんな作法なんだね?)
ラーメンをいただく作法となりますと、やはりどうしても、伊丹十三映画の「タンポポ」を思い浮かべる御仁も多いと思います。
ちなみに、映画の中に出てくるラーメンの食べ方の指南は、東海林さだおさんの「ラーメン大好き」って本の中の一節ということを、映画のモチーフになったと言われてる東京・荻窪の「春木屋」の回でお伝えしていたと思います。
要約しますと、「ラーメンを、愛でるところから始めよ!」ですね。
自分は食べる前に、二枚くらい写真を撮るので、「まずは愛でる」という部分は意識してる気がします。
ただ、写真を撮り過ぎて麺が延びるようでは本末転倒なので、自戒を込めてそこは十分に気を付けたいところ。箸でちょろちょろ具材を弄りまくり、麺リフトとかされて写真を撮ってるのを見ると「(の、の、のびるぅ~! はよ食べなせや~!)」と、心の中で叫んでおります。
私は愛でた後、スープを一口いただいてから麺を食べる派なのですが、アニメの「ラーメン大好き小泉さん」を見ていると気になるのが、「いきなり麺じゃねーろー、最初は一口スープかららいねー!」って新潟弁(三条弁か?)でツッコんでる自分がいます。
ただ冷静になれば「いいじゃんね、人それぞれに好きに食べれば!自分の好きなように、楽しく食べるのが一番大事!」とも思います。うん、なかなか分裂してますね、自分でもメンドクサイ奴。( ;^^)ヘ..
それと、これは作法というより、年代の差…ジェネレーション・ギャップを感じるのですが、必ず食べる前から無条件に条件反射として、胡椒を掛ける人っていますよね?
見ていると60歳以上の方の絶対的作法のようです。(うちの父親もそうですけど。)
昭和40~50年代のラーメンって、鶏ガラとか野菜くずとか捨てるような食材でスープを摂ってて、丼底に直接化学調味料で味を調えるので、現代からみたらめちゃくちゃ味が薄かったり、食べてる途中で化学調味料の味に飽きたり、動物系の臭みがあったりするので、それを補う為に胡椒が必須だったのだと想像します。
…なので、その当時からやってる食堂系のラーメンってのは、最初から胡椒を掛けて提供されるお店が多いように思います。崖の上のポニョの如く「海苔の上のコショ」って呼んでますが、そういうお店は…好きです♪ そういうお店が大好きです♪ ええ、ライクでなくラブです。
身内ですと「胡椒を掛ける前に、ひとくち食べてからお願いします!」って言っちゃいますが、それはラブだからこその、、、余計な一言と思ってご容赦いただきたい。
えー、賛否はございますでしょうが、そんなラーメンをいただく作法について、考えてみたくなるような「まっちゃん」でした。(無理やりまとめた感)
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:燕市吉田3464-1
追記:コメントで774さんから教えていただきましたが、残念ながら閉店されてるそうです。
残念ながら閉店しました
教えていただきありがとうございました、閉店残念ですね。
記事の修正させていただきますね。