映画にでも出て来そうな、赤ちょうちんが渋い、新潟市中央区「福竜軒」。
外観で優勝ッス。間違いなしッス。
セットものがお得で人気のようです。新潟市内でセットと言えば、「ラーチャン=ラーメン+チャーハン」と言う呼称が多いですが、恐らくここ20年くらいに普及したネーミングではないかと思います。
「そんなの関係ねぇ~ そんなの関係ねぇ~ …はい! オッパッピー」by 小島よしお。
ここは、お店の壁に貼られた手書きメニューに従い、、男は黙って、、、「チャーハンセット」をコール。
ちなみに、「オッパッピー」とは、「オーシャン・パシフィック・ピース(Ocean Pacific Peace)」の略だそうです。「太平洋に平和を…」と訳して良かったでしょうか?
そんな海のような、大らかなラーメン。
「これこれ! これよ、これこれ! これなのよー!」と、ひとりで首を縦に振り続けたくなる美・ラーメン。
横からも眺めて、うっとりと、ため息ひとつ。
斜に構えて見て、また、うっとり。
チャーハンも、年季を感じる「ザ・中華食堂のチャーハン」。
均整のとれたチャーハンセットに、暫し見とれてしまいました。
ご夫婦で営まれてるようです。いつまでもお元気で長く永くながく続けていただきたいですね。
ちなみに、新潟市内の食堂でよく見られる「ラーチャン」ですが、ラーチャン文化の元祖とも言われているのが、新潟市中央区沼垂にある昭和30年創業の「衆楽」。
そもそも「ラーチャン」という言葉の起源ですが、この店で注文を厨房に伝える際に「ラー」と「チャー」の発音が紛らわしいため、「チャーハン」を「チャン」という呼び方に変えたことからきているのだそうです。
理由を聞けば、「チャー(ハ)ン」としてますね。(;^_^A
あくまで、福竜軒さんは「チャーハンセット」ですので、往年の立石鉄男&杉田かおるTVドラマ「パパと呼ばないで」みたいに言えば「ラーチャンと呼ばないで」ですね。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:新潟市中央区東大畑通2番町481