燕市 花岡食堂 かつ丼 / あの頃はまだ、赤いスイートピーは存在してなかった。

燕市の花見地内にある花岡食堂。 店名の「花」は、地名からでしょうか?

JR東日本弥彦線の西燕駅の近くです。

食堂系燕背脂ラーメンの中でも、かなり好きで定期的に伺ってるお店ですが、今回は「かつ丼」狙い。
参照:中華大盛りの記事  月見中華の記事  (夏季限定の「冷し中華」も、かなり良いですよ。)

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (2)

以前、常連さんと思しき方がガシガシと食べてた、かつ丼が忘れられず、、、「次回は絶対! かつ丼を食べるんだもーん!」と思ってたんだもーん。

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (3)

そして、その一目ぼれにも似た、、、忘れられなかった、かつ丼が目の前に。

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (4)

「お~! ええじゃないか! ええじゃないか!」 (♪ええじゃないか! ええじゃないか!)

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (5)

ラーメンのスープが付属。 背脂の入らない素顔のスープはこんな感じなのね。

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (6)

漬物は、紅ショウガの赤と、たくあんの黄色のコントラスト。

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (7)

かつ断層。

ゴメン、齧った跡がちょっと生々しいですね。(;^_^A

花岡食堂 カツ丼大盛り千円 2023-02-08 016 (1)

ラーメン屋さんの中華系な、かつ丼も良いですよね。

(おっと、もう紹介が終わってしまった、どうしよう? どうしよう?)

今回は冒頭の「花」に戻って、花のトリビアをひとつご紹介して〆ようと思います。

「松田聖子さんの歌う名曲「赤いスイートピー」がヒットした頃には、まだ赤いスイートピーは存在しなかった」という興味深い話。

17世紀末にイタリアのシチリア島で発見され、原種は紫色で香りを楽しむ花であった。江戸末期に日本に伝わった花だが、商業用に栽培され始めたのは大正時代である。

1982年当時、スイートピーといえば白やピンクの花が主流だった。赤系のものはあっても、純粋に真っ赤なスイートピーは存在していなかったのだ。
松田聖子さんの「赤いスイートピー」がヒットしたことにより、「ほかの花には普通にある赤色を、スイートピーでも作りたい」と三重県の中川猛さんが発案。
花の市場勤務から栽培農家に転身し、品種改良を始めたのが1987年のこと。
濃いピンクのスイートピーを掛け合わせ、赤い花を作ろうとした。しかし、黒ずんでしまったり、赤くなってもすぐに傷んでしまったりと、なかなか上手くいかなかったようだ。

しかし、諦めなかった中川さんの努力の甲斐あって、2002年にようやく1本だけ赤いスイートピーが誕生。2005年の12月から市場に出荷が開始されたのだ。

つまり、赤いスイートピーは20年ほど前に、日本人が脱サラして18年掛けて咲かせたと言うことです。

歌を聴くたびに思い出しそうな良いエピソード。

ごちそうさまでした。。。。

お店の住所:燕市花見24-2

投稿者:ユキヒロック

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