長岡市周辺、中越地方では赤くない赤飯(え? どゆこと?)があります。『醤油おこわ』や『醤油赤飯』などと呼ばれる茶色い醤油味の赤飯なんです。
豆も小豆やささげでなく、大粒でふっくらした金時豆を使います。
三条でも主に和菓子屋さんが、醤油おこわを炊いてくれます。
自分の中では、子供の頃の生活圏だった「とやま団子屋」さんがデフォなんです。
紅ショウガは付き物で、私はごま塩を掛けていただくのが好きです。
さて、なぜ新潟中越地方の赤飯は赤くないのか?…調べてみました。
長岡市を中心に中越地方に伝わる「しょうゆおこわ」は、醤油で色付けしたおこわのこと。
ふっくらと炊き上げた金時豆が入っているのが特徴の郷土料理である。
一般的な赤飯のように赤い色ではなく、醤油で色付けされているため茶色である。
長岡市とその近隣のみで食されており、この地域で育った人にとっては子どもの頃から赤飯といえばこの醤油味のものである。
「醤油赤飯」や「長岡赤飯」ともいい、醤油味のおこわを赤飯というのは同じ新潟県内でも長岡だけである。結婚式の引き出物に入れられることも多い。起源は江戸時代に遡るという説の他さまざまあるが、未だ確かな文献はなく「昔、長岡ではささげがなかなか採れなくて、もち米に色が付けれず身近にある醤油で色付けした」、
長岡には「摂田屋(せったや)といった醸造の町があり、醤油造りが盛んだったから」という説や、
「江戸時代に長岡藩の殿様が大阪相撲の力士を連れて来たのがきっかけ」で、殿様から醤油や味噌を造る許可を得た元力士が店の前にあった寺に醤油を譲り、その力士が醤油で味付けした米を信徒に提供したという話もある。
…とのことです。
ちなみに、もちろん赤い赤飯も食べますよ。(^^)v 三条市はどちらも混在します。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所: 三条市条南町6-4
公式サイト:とやま団子屋(有限会社とやま製菓)







