魚沼市(旧・守門村)国道252号沿いにあります、農産物直売所「ものずき村」隣接のお蕎麦屋さん「そば処 げんたん」。
雪深いので冬季は11月からお休みしておりますが、2025年3月1日から今シーズンの営業を始められてると思われます。
以前は、本物のビニールハウスでしたが、現在はテントになりました。(↓2023年5月の写真です。)
1皿100円の天ぷらは、春らしい山菜が揚げられてます。
たった100円で天ぷら蕎麦にできるのは、魅力のひとつと思います。
私は、いつも「ざるそば(大盛)」一択。 屈託のない笑顔でオーダー。
蕎麦が太く、色も濃く黒くなったように思うんですが、記憶違いでしょうか?
その分、コシが強くなって美味しくなってるように思います。
最後にはそば湯も楽しめますので、つけ汁は残っても無問題。
2024年、大盛りは900円になっていますが、それでも他店に比べたらお安いと思います。冒頭でもご紹介しましたが、1皿100円のガンプラ…そうそう、バンダイのガンダムのプラモデルね…って!ちゃう!天ぷら!天ぷら!
天ぷら蕎麦の大盛り1,000円ジャストなら、納得ではないでしょうか?
店名の「げんたん」から想像しますに、減反…すなわち、コメの過剰生産を抑えるために国がコメの生産量を調整する制度でしたが、蕎麦に転作された蕎麦粉を使ってられるのではないのかなぁ~と思われます。
そもそも「げんたん=減反」とは、日本人の食生活の変化で1960年代半ばにコメが余り始めたことを受けて1970年に始まり、2018年の廃止まで50年間くらい続いた政策で、国が都道府県ごとの生産量(生産数量目標)を決めた上で、各地の農業協同組合などが農家ごとに生産量を割り当てていたそうです。
「減反政策は廃止した!」とは言われましたが、実のところ廃止されたのは国が定めてきた「生産数量目標」が無くなっただけで、生産を減らせば(減反や転作)補助金を出すという制度は残ったままだそうです。当時の内閣の人気取りに使われたと言われているそうです。
「令和の米騒動」と言われた昨年、「猛暑で不作」とか「インバウンドで米不足」なんて言われましたが、実際は偽りの減反政策廃止で、米の生産量は減ったままなのが原因とも言われてるそうです。
「お米がなければ、蕎麦を食べればいいじゃない!」と、マリーアントワネットみたいなことを言われても、主食ってのはそうはいかない。
店名の「げんたん」には、そんな皮肉が込められてると思うのは、考えすぎでしょうか?(^^;)
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:魚沼市三渕沢40-1(ものずき村内)