そのココロは? ペキンッ。(なぞかけとして成立してませんね)
よく通る道でもあり、昔からずっと認識していたのですが、ずっと見送っていたお店が「北京」。
「見逃していた」のではなく「見送っていた」です。なんでしょう? 物哀しい感じというか、哀愁のカサブランカが倍々哀愁でいと。
胃を決して、いえ、意を決して初訪問。
暖簾が遠慮気味。引違い戸の左側に寄って、右側が入口であることをその身で示しています。
「いつもブラ下がってるばかり。あたいなんかどうせ、ヒョイッと片手であしらわれて終わりなのよ、グスン、グスン。いいわよ、いいわよ、お入りなさいよ。そうやって、あたいを弄んで通りすぎて行けばいいわよ!」
シワシワ感が卑屈な感じに取れないことも無きにしも非’s(あらずと読む)。てなことを思いながら入店し、しばしメニューを眺めます。
初めてのお店で迷った時の、グリコ式・炒飯簡易判定法の出番かい‥‥?
とも、思ったのですが、何だかそれさえも躊躇させる、「鬼気迫る」とは真逆のオーラを背中に感じながら、あえて逃げずに直球勝負に出る! いや、出た!
「ラーメン、大盛りでお願いします!」
この期に及んで、お・お・も・りーとな?! 我ながら勇気あるねぇ~。
結果は‥‥店名の音がどこからともなく聞こえました。「ペキンッ」
実は、そんなに言うほどでもなく。ウケ狙いで話を盛っちゃいました、ごめんなさい (^_^;)
「普通」なラーメンというのが私の感想ですが、普通の基準は人それぞれ。ぜひご自身でお試しください。
ごちそうさまでした。
お店の住所:長岡市高見町3005-1