この春、衝撃的な「いちご大福」に出会ってしまいました。
40年以上もこの地で生きておりながらこれを知らずにいた、という事実に愕然とし、膝から崩れ落ちるような気持ちになりました。
「なんじゃ、このいちご大福は!? このいちご大福を知らずして、甘いもの語るなかれ!」
舞台上で腹筋を使って声を張り上げたい台詞ランキング、第1位だわさ(俺調べ)。
ま、ちと大袈裟ですが、マジでビックリしましたよ! 美味いです、旨いです、そして、上手いんです、かつぼ屋のいちご大福。
上品な白あんと、しっとりした求肥で、ふんわり包まれた真っ赤な苺。新潟弁だと「いちご」でなく「えちご」でしょうか?(笑)
(非新潟民のために説明しよう! 新潟弁では「い」と「え」の発音を区別しないので、「越後」と「イチゴ」をかけたダブルミーニングなギャグが成立するのだ!)
ちなみに求肥は元々「牛皮」と書いたのだそうです。昔は玄米のもち米を使ったので色が黒く、牛の皮みたいだったから、とのこと。明日から使える豆知識。
いちご大福の具体的な食レポをお伝えするならば、
「甘い、いや、酸っぱい?」
「柔らかいのに苺のサクサク感」
「ジュワーん、とろけるぅ~♪」
「テンション上がるのにほっぺは落ちる~」
みたいな?
あれだね、コピーライティングするのなら、「対義語だらけのいちご大福」。女だらけの水泳大会、的な! ポロリもあるかもよ、的な!!
1個170円くらいするみたいなのですが、自分で買うにはなかなか勇気のいる価格ですね。‥‥あ、今まで食べたことがなかったのは、きっとこの値段だからかも。
でも食べてみる価値はありありですよ、春限定のお菓子ですし。ここで一首。
来春が 待ち遠しくて かつぼ屋の いちご? いえいえ、えちご大福
(発売時期については追記もご覧ください)
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三条市林町1-1-13
Facebookページ:かつぼ屋
追記・かつぼ屋の「若桃大福」
秋限定の「マスカット大福」ってのが今日(2015年10月30日)までと教えてもらって、お昼休みに寄ってみました。
が、「午前中で終わりました」とのことでした‥‥。ガ~ン。
代わりに買ってきたのが、こちら。
「若桃大福」です。
求肥に白あんはいちご大福と同じですが、包まれているのは読んで字のごとく「若い桃」。
大きめの青梅ほどのサイズで、色もまだ青いのですが、味と香りは桃でした。歯ざわりを残した感じで甘く煮てあるようで、これまた絶妙です。
マスカット大福を食べれなかったのは残念でしたが、なかなかの一品でした。総じていちご大福にはかなわないにせよ、美味かったです。ちなみに1個180円でした。
あと、いちご大福の始まる時期を聞いたら「11月20日くらいから」とのことです!
てっきり春限定だと思ってそう書いてしまいましたが、案外早いんですね。もう少しの我慢です♪ クリスマスケーキ代わりにいちご大福ってのも‥‥いや、それは無いな。
追記の追記:かつぼ屋のマスカット大福の記事を書きました。