どうも。「野菊」と聞くと松田聖子さんの初主演映画「野菊の墓」を思い出すお年頃の人です (^^ゞ
ちなみにクリス松村さんは聖子ちゃんの大ファンで、野菊の墓の相手役オーディションに参加したことがあるのだそうです。残念ながら(?)落ちたそうですが、もし受かってたら、後世に残る迷作、いや、名作になっていたかもしれません‥‥。
ドライブイン野菊。このときはたしか海釣りの帰り道、ランチで寄ったと思います。
長岡市と言われるとピンと来ませんが、要するに寺泊です。そして国道116号沿いなのですが、現在は116号に立派なバイパスができて旧道になってしまい、以前のように大型ダンプやトラックなどがたくさん止まっている風景は見られなくなっています。
それでも「もつ煮込み」で有名なことには変わりなく、お持ち帰り用も販売しています。ビニール袋に詰めて、口は輪ゴムで厳重に結んでくれるテイクアウトのもつ煮は、なんかそれだけで哀愁あります。
新聞紙に包まれたおにぎりやお弁当箱って、若かりし頃は「恥ずかしい」と思ってましたが、今になってそんなことされたら妙にグッと来ませんか? 野菊のお持ち帰りもつ煮込みは、それに似た感じかも。ちなみに「特もつ煮込み」というのもあって、そちらは辛い味となっています。
この日も「もつ煮込みを食べるぞ!」という気持ち満々で入口の暖簾をくぐったのですが(いや実際には暖簾は無いんだけどね)、今日の日替わりサービスメニューみたいなのがあって、「カツカレー」の文字に目がくらみました。
お値段は、たしか850円? サービスメニューなので100円引きで、そこに大盛りでプラス100円だったかな? 記憶が曖昧ですが、でもまー、それくらいの金額。
何でだろう? カツカレーって言葉に弱い。色っぽい女性に耳元で優しく「カツカレー♥」なんて囁かれたら、もうそれだけで卒倒しそう。
というのは大袈裟ですが、「カツカレー女子」ってのがもしいたら、すぐに友達になれる気がします。
この、「これぞ食堂の正しいカツカレー」感の漂うたたずまい。
この世のどこかに「食堂カツカレー心得之条」ってのがあったら、そうとう当てはまりそうな一品。
ひとーつ! 器は銀のお皿であれ!
正解!
ふたーつ! スプーンはコップに入れて出すべし!
スプーンでなくフォークだったのですが、ちゃんとコップの水にインしてます。正解!
みーっつ! 食堂たるもの、断じてスープでなく味噌汁を添えるべし!
せ、せ、正解! (は越後製菓!)
よーっつ! 横にもハゲがある!
いつーつ! いつでもハゲがある!
む~っつ! 向こうにハゲがある!
それは数え歌やないか~い。いつの間にか「ハゲの心得」になっとるや~ん。
それにしても正しい、正しいですぞ、野菊のカツカレー。
昭和の名コピー「おせちもいいけどカレーもね♪」に習うなら、「もつ煮もいいけどカツカレーもね♪」 なかなか良いカツカレーに出会えて、いと嬉し。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:長岡市寺泊五分一100
追記:こちらの記事にもコメントをいただきましたが、ドライブイン野菊は2016年3月16日に火事に遭われてしまい、その後再開していないようです。閉店となってしまったのでしょうか‥‥。
モツ煮は有名でしたが、カツカレーに目を付けるとはさすがです。
グリーンピースも好きなんですが、ステンレスの皿で提供される料理も好きな私としては良いですね。
カツカレー、カツ丼を頼んで失敗は少ない料理だと思いますが、稀に有るので初めてのお店では勇気がいります。ユキヒ氏的には盛りと味は合格とは行かなかったでしょうが、このブログで紹介していただき助かります。御馳走様でした。
日替りサービスで100円いつもより安かったと思います。全くノーマークでしたが、かなり良かったです♪