三条市の「らあめん福楽」、つまり福楽の本店です。
「新・大盛りユキヒロック」になってから、息子さんのやってる加茂の福楽は何度も紹介しておりますが、お父様のやってる三条の福楽の記事は初めてですね。
もし「三条の三大必食ラーメン店は?」というお題をいただいたら、私の答えはまず笹舟、次にこの福楽。3店目は、三日くらい悩んでからお答えします!! って感じでしょうか。
正直、悩んでも答えは出ないと思いますが、逆に言えば、マイ三条市必食ラーメン店のツートップは決定的、ということです。
ここでの私の定番は、ノーマルな「らあめん」。油入り! 麺硬め! 味濃い目! そして大盛り一本勝負!(いや、大盛りにしちゃったらノーマルじゃないでしょ?)
大盛りは150円増しなので、だったら100円増しの価格な「メンマらあめん」のほうがお得かもです。
巷では「三条の福楽といえばメンマ」ということになっております。ゴツくて、でも柔らかでトロトロの、味わいのある極太メンマ。確かに、なかなかの一品です。味付けも抜群に美味しい。
でも、個人的には「実は三条の福楽といえばスープ!」なのです。動物系と魚介系の複雑な旨味、凄みのあるスープ!
なのですが。
その分、出来の良い時と悪い時の差が激しい。臭みが出る一歩手前・ギリギリのとこの円熟味あふれるスープの時と、あっさり若いスープの時とのギャップ。
この差は致し方ないのでしょう。それだけ、繊細なところで勝負してるんだと思います。
で、このことは、本店へ頻繁に通ってる方には「わかる~!」って言っていただけるのですが、一度試してみただけの方から「?」という感じの微妙な評価をされる元になっているような。
でも、本店のスープは「一度だけじゃ伝わらない美味さ!」なのです。ぜひ何度か食べてから判断していただきたいです。
お好みで追加できる「油」こと豚の背脂は無料。複雑系スープをさらに複雑にしてくれる油、入れたほうが僕は好きです。
また、特徴的なトッピングであるワカメ。賛否あると思いますが、この複雑なスープには「ワカメ有り!」だと思います。
コダワリのチャーシューは、赤身と脂身の2種類から選べます。オススメはミックスです(優柔不断なんす)。
そして、麺も実に実に美味し!! です。
ちなみに、こちらの店主は、三条の繁華街・本寺小路(通称まんなか)の有名店のバーテンダーだった、という異色の経歴の持ち主。店内のBGMがJAZZだったりするのはそのせいかも?
なお、営業時間は短く、昼営業のみです。ご注意ください。
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所:三条市須頃3-104