前回の予告どおり、遠征二杯目の巻です。
サラッと書いてみましたが、二日目じゃなくて二杯目です。一日二杯です。
でも、最近は普通盛り二杯で限界LOVERS。若い頃は一日三杯、しかも大盛り・大盛り・普通盛りのパターンだったのに……。
それはおいといて、「たんたん麺の店 菜心」です。高田農業高校の向かい。
ずっと行ってみたかったお店で、虎視担々とねらっておりました。(それ眈々な!)
メニューは店名どおり担々麺中心ですが、黒ゴマ担々麺、チャーシュー担々麺、四川担々麺など、バリエーションは豊富。ここは、菜心の注意を払ってメニューを熟読。(それ細心な!)
そして、導き出された答えは‥‥
お初ですし、一番ノーマルと思われる、何もつかない「担々麺」をチョイス!(細心の割に普通)
「わ! これ、‥‥美味い!」という第一印象。
濃厚かつ深みがあるのに、意外とサッパリいただける感じで、とにかくバランスが良い。辛さも自分にはちょうどよくて、美味しいです。
ルックスは素朴ですが、「担々麺」と言われて思い浮かぶイメージに忠実な感じ。
でも、こういう練り胡麻っぽいイメージって日本独自のもので、Wikipediaによれば本来の担担麺はラー油ベースのタレで食べるものなのだそうです。
そもそも担担麺は中国四川省生まれの料理で、‥‥いえ、由来は見附の東華飯店の記事で書いておりましたねw
名前も中国語では「担担麺」で、てへんの「担」なのですが、日本ではつちへんの「坦」と混同されて、「坦々麺」と書かれることも多いです。
てへんの担は「かつぐ」の意味ですが、つちへんの坦は「平坦」の坦で、「高低や凹凸がない」とか「おだやかで率直である」の意味(コトバンク)。全然違いますね。
坦を二つ重ねた「坦坦」になりますと、「地形や道路などのたいらなさま」「何事もなく時の過ぎるさま。変化のないさま」という意味になります(コトバンク)。
‥‥あ、つい坦々と、いえ、淡々と説明しちゃいました♪
ちなみに「淡淡」は「澹澹」とも書き、「色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま」「態度・動作などが、あっさりしてこだわりがないさま」「水が静かに揺れ動くさま」という意味(コトバンク)。
ついでに虎視眈眈の「眈眈」は、「鋭い目つきで獲物をねらうさま。また、野心をもって機会をねらうさま」だそうですよ(コトバンク)。タンタン♪
ごちそうさまでした。。。。