「吾輩は猫である、名前はまだない。」
夏目漱石先生は、実際に猫も飼っていたけど、たしかに名前は付けてなかったニャー。
実は吾輩の天敵! 犬も飼っていて、その犬には生意気にも「へクトー」という立派な名前があったそうニャ。
漱石のニャロめ! 実は犬好き、犬派だと公言してたようなのニャー!
「どういうことだニャー! ニャロめー! 金返せー!だ、このニャろー!」
あ、ごめんニャさい。 ついつい取り乱してしまったニャ。
そんな吾輩の後ろ姿のシルエットが可愛らしい燕市分水の「ねこの鍵」。
出汁の旨みが凄い「潮らぁめん」が有名ニャのだが、今回は猫好きが思わず「キャーッ!(ト)」って叫んじゃうネーミングの「にゃんたんめん」。
でも、いかんせん、オジサンは頼むとき、だいぶ勇気を振り絞らないと、なかなか「にゃんたんめん ひとつ!」って頼みにくいニャー。
しかも、、、「あ、担々麺ですね。」なんて店員さんに言い直されたら、生きていけんニャー。吾輩は生きていけんのニャー!
「ワオ! ニャかニャか辛そうでだニャー。」
…てか、花椒(かしょう・ホアジャオ)が効いてて、痺れる系だニャー。
マタタビが入ってるともっと嬉しいニャー。 猫まっしぐらだニャー。
麺は中太麺ニャ。 やや多加水なモチモチ麺だニャ。
略して「ややモチー」だニャ。
担々麺なのに、岩海苔がたっぷりなのが個性的な一杯だニャー。
オーダーする時に、少し恥ずかしい思いをするが、ぜひ頼んでみてもらいたいニャ。
最後にもうひとつ、夏目漱石先生にひとこと言わせてほしいニャ。
明治45年5月2日の “漱石日記” には「妻、小猫を踏み潰す。医者とても駄目という。晩に線香をあげる。翌日まだ腹が動く。再び医者に連れて行く。遂に埋める。もとの猫と同じ所也」と書かれてるニャー。
「ニャーにー! 妻、小猫を踏む潰す…だとニャ!」…それは聞き捨てならんニャー!
実は犬派で、奥さんが猫を踏み潰したことがあるって、、、
「どういうことだニャー! ニャロめー! 金返せー!だ、このニャろー!」
何故に怒るとすぐに「金返せー!」なのかと申しますと…
吾輩はお金の価値をあまりわかっていないのですニャ、、、ええ、「猫に小判」でございますからニャん。
お後がよろしいようで…
ごちそうさまでした。。。。
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