大盛り研究所 / 所長の青春の味! 喫茶ロンのカツロンを再現せよ!!

所長:一年以上のご無沙汰でした。司会の玉置宏‥‥じゃなくて、所長のユキヒ☆ラボですじゃ。

メイ:好久不見(はおじょーぶーじぇん)、助手のメイあるよ!

大盛り研究所は「あるテーマについて調べたりまとめたりしてみよう」というコーナーある。‥‥これ、間があくから毎回言わされて、リンダこまっちゃう~♪

所長:さて今回のテーマじゃが、いつもとはちょっと趣向を変えて、あの「カツロン」の再現にチャレンジしてみたいと思うのじゃ。

喫茶ロンとカツロンの想い出(ぼろぼろ)

所長:カツロンは、三条の繁華街・本寺小路(ほんじこうじ)にあった「喫茶ロン」というお店のメニューなのじゃ。

メイ:出アガリしそうな名前ある。

所長:由来はやはりそれだと思うのじゃが、なぜ麻雀なのかのう? 昭和40年代の麻雀ブームの影響とかかな。

それはともかく、ロンではカツ丼を「カツロン」と称しておった。店名をもじったわけじゃな。

メイ:喫茶なのにカツ丼?

所長:そうじゃ。ロンは喫茶メニューもあったが、お茶しに行くというより定食を食べに行くお店だったんじゃよ。

小さくてすまんが、旧ブログの記事に上げた写真じゃ。

喫茶ロンの入口(2010年9月)

メイ:ほんとだ、看板が「ロンの定食 カツ丼」あるね。

所長:軽食喫茶ならぬ定食喫茶じゃな。写真の日付は2010年9月で、ロンに行ったのはこの時が最後だったと思う。

高校の頃は土曜になると「ロン集合!」とか言ってな、仲間たちとロンでランチしたもんじゃ。当時は週休二日制の導入前じゃから、土曜日は午前だけ授業で午後から休み。つまり「半ドン」じゃ、知っとるか?

メイ:知ってるある。「いってみよう」がラジオで、「やってみよう」がテレビあるよね。

所長:それは欽ドンじゃ!

カツロンは黒いお重に入っててな、味噌汁がわりに小さめの素ラーメンか素うどんが付いてくる。値段は400円じゃった。何もかもみな懐かしい‥‥。

メイ:艦長の、じゃなくて所長の青春の味あるね。でも、「黒いお重」てことは、所長の好みとは違うのでは?

所長:あの時わしは若かった‥‥というか、お重が減点されるわけではない。ドンブリが加点対象ということじゃ。

お重の中身は卵とじカツ丼なわけじゃが、メンチカツ版の「メンチカツロン」や、チキンナゲットを使った「ナゲットロン」もあった。

わしはメンチ派でな、オーダーは6対4でメンチロンのほうが多い感じじゃったな。ハンバーグ定食もよく食べたのう、お金のある時はソーダ水をプラスしたりな。

メイ:ソーダ水て‥‥。昭和の飲みものある。

所長:ロンは店内も昭和でな、いい感じに薄暗い、おとなチックなあやしい雰囲気なんじゃ。

中に入ると、まず目に入るのがオープンリールのテープデッキ。そこから右へ行くと普通のボックス席なんじゃが、左に行くと中二階というか一段高くなってる席があって、そちらがわしの定位置じゃった。

聞くところによると、どうも昔はダンスホールだったらしいな。低いほうのフロアで若者たちが社交ダンスしとったのかもしれん。

テーブル型のインベーダーゲームもあったのう。あと、ダイヤル式のピンク電話もあったと思う。丸っこい、ボンネット特急みたいなデザインのやつじゃ。最近のピンク電話は味がないのう。

メイ:最近のロンはどんな感じある?

所長:10年くらい前に閉店してな‥‥。今は建物自体が建て替えられた(泣)。

メイ:時代は変わるあるね‥‥。「The Times They Are A-Changin’」ある。

所長:ロンの店主も亡くなったそうじゃ。内藤やす子チックなぐりぐりパーマの女性でな、厨房は息子さんかのう? 男の人が入ってて、料理を席に運んでくれるのが彼女なわけじゃ。

要するにロンのママなんじゃが、当時からおばあちゃんだったから、我々は親しみを込めて「ロンババア」と呼んでおった(笑)。

メイ:ヒドいあだ名ある。そういう所長だって、もういい加減ジジイあるよ!

所長:その通り。ジジイになったからこそ、青春の味をもう一度食べてみたいんじゃよ。というわけで、前置きが長くなったがカツロンの再現に挑戦じゃ!

カツロン再現チャレンジ(2万キロ)

所長:ではまず、ロンのカツロンを見てみよう。さっきの写真と同じ日に撮影したものじゃ。

メイ:ロンより証拠!

2010年9月訪問時のカツロン

メイ:なるほどカツ重と素ラーメン‥‥じゃないあるよ?

所長:実は、ロンはこの前に一年ほど休業しとってな。心機一転という感じで再開した時のものじゃから、高校時代に食べたカツロンとは細部が違っとる。

素ラーメンでなくお吸い物じゃし、値段も500円になっておった。それでも、この黒いお重がファンにとっては「コレコレ!」だったんじゃ。

なぜ「コレコレ!」かは、2008年1月に撮影した写真を見れば分かってもらえるじゃろう(旧ブログの記事)。古いから小さいが、なかなかレアじゃぞ‥‥いや、火が通ってないってことじゃないぞ。

2008年10月訪問時のカツロン

メイ:こっちは素うどん付いてるけど、お重じゃないあるね。

所長:カツ丼をもじってカツロンじゃから、本来はこっちが正しい。正しいのじゃが、カツロンはやはりお重であってほしい。ドンブリは「ロン外」じゃ。

というわけで、まずこれを用意する。

カツロン用のお重と汁椀

所長:お重と、大きめの汁椀じゃ。

100均で調達したんじゃが、正直、お重が似ておらん。可能なら長方形のお重にしたいところじゃな。

次は中身じゃ。スーパーで惣菜のロースカツを買ってきて、めんつゆで煮ればいいのじゃ。お手軽じゃ。

メイ:お手軽すぎるある‥‥。

所長:ロンではちゃんと揚げたカツを使ってたような記憶もあるのじゃが、自分で揚げるとなると一気にハードルが高くなるからな。

池波正太郎も「肉屋のトンカツはカツ丼にするのが一番美味い」みたいなのを書いとった気がするが、安いカツで十分じゃ。むしろ閉店間際の半額シールを貼られたカツのほうが似合うと思うぞ。

今回はメンチロンも一緒に作ってみた。

カツロンのカツ煮作成中

所長:大きい鍋でまとめてやっとるが、親子鍋で一人前ずつ作ったほうがきれいな卵とじになるはずじゃ。100均で探してみるといいじゃろう。

メイ:タマネギ入れないあるか?

所長:カツロンには入ってなかったのじゃ。グリーンピースとかの飾りも不要、ロースカツと卵だけじゃ。

メイ:めんつゆはなんでもいいあるね?

所長:うむ。じゃが、ここはビミサンを使うと面白いと思う。

メイ:知ってるある。ラベルが「モチモチの木」のやつ。

所長:ロンではどうしてたのか分からんが、昔の新潟の家庭ではめんつゆといえばビミサンだったからな。ちなみに同じ人が描いとるだけでモチモチの木じゃないぞ、念のため。

カツを煮てる間に、卵を準備する。

溶き卵

所長:卵は多めがおすすめじゃ。一人前あたり2個使うといいぞ。

卵の溶き具合じゃが、今回はわしの好みを優先してかなり控えめにしておる。じゃが、普通に溶いたほうがカツロンに近くなるじゃろう。

お重にはご飯をよそっておく。

ご飯

所長:わしは高校の時から大盛ってきたのじゃが、各自の胃袋に合わせてほしい。無理は禁物じゃぞ。

カツ煮を卵でとじて、ご飯にのせて、蓋して配膳。カツロンレプリカの完成じゃ!

自作カツロン・蓋を開ける前

所長:蓋から‥‥チラっ♪

リーチ、オープン!‥‥出た、ローン!

自作カツロン・蓋を開けた後

自作カツロン・蓋を開けた後2

所長:出アガリオープンリーチ、役満じゃ!

ビジュアルはあまり似てないが、味はいい感じなのじゃ。大盛って蓋が浮く感じ、白身と黄身のバランス、半熟具合も案外うまくいった。ルンルン気分じゃ♪

メンチカツも、ローン!

自作メンチカツロン

自作メンチカツロン・メンチカツの断面

所長:メンチンジュンチャンピンフリャンペー、数え役満じゃ!

こっちも味はいいんじゃが、ビジュアル的にイマイチじゃのう。今どきの丸くて厚いメンチじゃなくて、伝統的な小判型のメンチカツを使いたいところじゃな。

メイ:お重はできたけど、素ラーメンは?

所長:すまん。今回はそこまで手が回らなくてな、全線踏破達成ならずじゃ。申し訳ない。

カツロンのラーメンは細縮れ麺で醤油味じゃった。スーパーで適当な生麺を買ってきて、スープは醤油+シャンタン+お湯でいけるかな?

うどんはそれこそビミサンでいいじゃろう。讃岐じゃない、普通のうどん玉でな。どちらも具なし、小口切りのネギだけのせればいい。

代わりといってはなんじゃが、ソーダ水にトライしてみた。ブルーハワイのシロップを炭酸水で割ればいいと聞いたんじゃが‥‥

自作ソーダ水

メイ:青っ!

所長:高中正義のギターの色じゃな‥‥。

シロップが多すぎたか、それとも今どきのシロップだからか? なかなか思うようにいかないものじゃのう。大チョンボじゃ。

メイ:ロンは一日して成らず、ある。

みなさんの喫茶ロンの思い出も教えてほしいあるよ。じゃーまたねーノシ

投稿者:ユキヒロック

同じ食べ物の記事

フィードバック

返信をクリックすると子コメントを投稿できます(最大5階層まで)。階層を下げたくないときは親コメントに返信して弟コメントにするか、別コメントとして投稿してください。

  1. ロン!懐かしいですね!
    中学の頃、土曜の昼はロンでしたねー。
    ロンステッカーやロン灰皿を貰ったりしてましたよ。
    大体カツロンでしたがカレーを頼んで超辛口にしてもらったりもありました。
    あとグラタンが美味かった!けどどうしてもカツロンと同じ400円なので
    カツロンばかり食ってましたね。。
    厨房は男性二人がかわるがわるでしたが、ロンバアの息子さんのようです。
    上の人はうちの親父の中学生の頃(2中)の番長だったみたいです。
    店の前でロンジイがシワシワの刺青出してシチリンで秋刀魚焼いてましたね。
    懐かしのカツロン再現、ありがとうございますw

    1. ロンおもいでボロボロありがとうございます。ロンジイは見た事なかったですが、厨房は息子さん達でしたよね。
      ロンの名入りで、CABIN灰皿じゃなかったでしたっけ? 色や形が当時のCABIN灰皿に似てたんでしたっけ?いずれにせよ、懐かしいです。

  2. ロン…牛ロン、カツロン懐かしすぎます。
    ロンと言えば猫が太股の上に乗ってくるイメージ強かったですw
    夜たまり場にしてたのは28年前かな…
    泣きそうww

    1. ネコちゃん!そうそう、今となっては猫カフェの先駆け?!ですね。時代が早すぎたのかも知れません。(⌒-⌒; )

コメントの投稿

コメントは、管理人の承認後に表示されます。

管理人の外出時など、承認に時間がかかる場合もありますが、ご了承ください。また、不適切な内容と判断したコメントは承認しない場合があります。

メールアドレスがサイト上に公開されることはありません。

* が付いている欄は必須項目です。

コメント欄に日本語を含まない投稿は、送信しても無視されます(スパム対策)。