数年前に、越後湯沢駅のぽんしゅ館(新潟県内全酒蔵、代表銘柄の日本酒がたったのワンコイン500円でお猪口5杯まで試飲できます。)で試飲した時に吃驚仰天した日本酒。
しかも我が地元、三条市の福顔酒造だったことに、二度吃驚!
その名も『ウイスキー樽で貯蔵した日本酒。』…うん、わかりやすいネーミング!!(^_-)-☆
ウィスキーグラスに氷をいれて、ロックでいただいてみますが、肴はお刺身で「日本酒」として愉しんでみたいと思います。
「うむうむ」「ほうほう」「そうですか、そうですか」
確かに、ウイスキーの香りがしますが中身は日本酒ですので、お刺身でもけっしておかしくはありませんが、香水きつめのご婦人と一緒にお刺身をいただいてる感じは否めません。
そこで今度は、ウイスキーに合うチョコレート&チョコレートケーキ。(チョコレートケーキはあなただけでしょ?ちなみに、お饅頭や団子で日本酒もイケます。)
偶然、チョコレートケーキを貰っていましたもので、ついつい。
完全にウイスキー扱いとしていただいてみた結果…こっちの方が違和感ない感じ。喉に刺激があるウイスキーと違って、日本酒なのでマイルドでウイスキーの水割り感覚ですが、日本酒の旨みが薄まってる訳ではないので美味しさはそのまま。
人間の五感としては、味覚より嗅覚の方が強く感じるのかもですね。
今回は「ウイスキー樽」でしたが、シリーズとして「ブランデー樽で貯蔵した日本酒」(果実酒を蒸留して造るブランデーを貯蔵していた、フレンチオーク材の樽を使用。)と、
「バーボン樽で貯蔵した日本酒」(焦がした樽で熟成させるバーボンウイスキーの樽を使用。)というシリーズ3部作がありますので、まだ呑んだことはありませんが、バーボン・ブランデーの方がウイスキーより香りが強いのではないかと想像しております。
それにしても、よくぞ!このアイデアが浮かびましたよね。「バーボン樽で貯蔵した日本酒。」の販促ポスターによりますと…
明治三十年創業の老舗酒造FUKUGAO。(中略)2008年発売の「ウイスキー樽で貯蔵した日本酒。」が始まりで、当時南軽井沢の蒸留所が閉鎖されることにより貯蔵庫の樽を買い上げ、日本酒を詰めてみたことが起源です。
…とのことです。そっか、南軽井沢の蒸留所閉鎖が起因していたのですね。
バーボンとブランデー樽で貯蔵した日本酒も呑んでみたいですが、少しお高めなので何か良いことがあった時に記念に呑みたいかもです。
三条唯一の小さな酒蔵「福顔酒造」は、初代小林仁平が残した家訓 “飲んだ人が福の顔になる旨い酒を造る、福顔になる酒を造り、日本酒にて人を幸せにする” を大切にした酒造りを受け継いでおられるそうです。
洋酒樽で貯蔵した日本酒を、飲めば福顔、間違いなし!
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三条市林町1丁目5-38(福顔酒造)