燕市の富永にある「麺’s 冨志」。
濃厚魚介豚骨、Wスープが流行っていた頃に、魚介強めのWスープのお店という認識でしたが、Wスープのブームも去った現在では逆に貴重なお店になってるように思います。
味噌や麻婆麺も人気とお聞きしていますが、Wスープ好きとしてはだいたい「醤油らぁめん」を頼んでしまいます。
極太の短冊メンマ、キクラゲが当時のWスープ・ブームのアイコンになってるように思います。
麺は太麺で、大きなトロ・チャーシューが2枚も乗っていて立派。スープに不純物というと言い方悪いですが、細かな粒々が見えるのは複雑な旨みを表してるように思います。この数十年の研究、研鑽の賜物かと思われます。
ちめいに、、、いえ、ちなみに、地名である富永のトミの漢字は「富」で、フウシのトミの漢字は「冨」なの何で?問題ですが、どちらの漢字も同じ意味で、うかんむりではない「冨」は俗字だそうです。
「富」と「冨」のつく姓の違いは諸説あるそうですが、現在有力な説が兄弟説。
富田という苗字を持つ家族がいて、その家族は毎年豊作でした。しかし、その兄と弟が大人になると兄が家をつぐことになります。
そして弟が家をでていき、別の場所でお米を作っていました。お米を偉い人に納めないといけませんが、兄はたくさん納めていました。
ところがどっこい!
弟はお米が豊作とまではいかなくてあまり納めることができません。「富」という名前なのに「富」とはいえないその生活、収めるお米も少ない。
そこで、兄の富田さんが、「点をとって「冨田」にしたらいい」といったことがはじまりだといわれています。
…とのこと。
勝手に調べておいてなんですが、、、ちょっと気まずい。(^^;)
いや、受け取り方次第ですよ、もっと仲の良い兄弟で、軽いノリ?自虐的なジョークみたいな感じのニュアンスなのかもしれないし…そこらへんは、他人がどう思おうとも兄弟の中での話なんだし…ねぇ~?
鉄工所の鉄の字が「金を失う」と書くからと言う理由で、「金に矢」の組み合わせの漢字や旧字の「鐵」を使う話を思い出しました。
あ、本文とは関係のない話、5割強。(^^ゞ
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:燕市富永100-1(麺’s 冨志)